タイトル:木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備
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木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備 の95ページ目の概要です。
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木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備 の電子ブックです。平成25年8月発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合
3-4.見積り・契約1リフォーム工事の見積り(積算)通常のリフォーム工事は性能や機能の向上に必要な費用を中心に積算され、営業上の目安としての概算見積りと、工事範囲を決めた契約上の正式見積りに分かれる。リフォームの積算体系は、適切な手順で現地調査や補修工事を行う限り、単価や人工の単純な積上げ計算として理解できるので発注者側も比較検討しやすいが、定額制や標準単価制になると積算内訳書の精査なしに比較検討は難しい。この場合、まずは単純な補修工事のみで見積請求し、内訳書の内容や価格の比較で良し悪しを判断する方法もある。住宅リフォーム・紛争処理支援センターのサイト「見積チェックシステム」より、典型的なリフォーム事例の積算例や見積書のひな型を手軽に入手できる。概算見積りや内訳の例として参照されたい。営業上の概算見積り過去の事例の工事費より平米単価(坪単価)を割出し、予定工事の面積に合わせて金額の目安を算出する方法が一般に行われている。事例が少ない場合は、「見積チェックシステム」の事例を参考にする、誤差を減らしたい場合は材料と手間を拾って積上げ積算を行う。住宅リフォーム見積チェックシステム(住宅リフォーム・紛争処理支援センター)で工事内容に応じて、見積書のひな型を作成できる。作成したデータはPDFやエクセルでダウンロードできる。見積り・契約計画・施工2見積りの課題見積りのチェックリストp122、p134住まい手が一番、分かり難く感じているのがリフォームの工事価格である。これは、新築のように50万円/坪といった総額による判断基準が一般化していないことが一因となっており、その見積りが適正なのか容易に判断できない状況をつくっている。これは、新築と違い、出来型及び工事の状況、工事に至る調査・準備等が工事内容により大きく異なり、「1その工事に至るまでの作業内容―既存の図面の有無・調査内容・計画における図面作成等―」「2工事そのものの仕様」「3必要となるアフターの内容」がまちまちであることに起因している。本来であれば、この見積り(積算)についても整備して行くことが望ましいが、対象となる工事ごとにまとめていくことが必要であるため、現在参考となる資料を載せることとし、見積り(積算)マニュアルについては今後の資料の充実を待つものとさせていただく。89