タイトル:木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備
- ページ
- 86/460
木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備 の86ページ目の概要です。
各ボタンで、目的のページを開いてください。
木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備 の86ページ目の概要です。
各ボタンで、目的のページを開いてください。
木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備 の電子ブックです。平成25年8月発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合
5調査(すまいの見守りすとの活用)●すまいの見守りすと作成リフォームでは、解体し、その状況から具体的なリフォームの内容を判断する場合もある。こうした場合は、表面に現れた状況からの判断は難しく、非破壊では状態把握にはつながらないことも、多く見られる。住宅のストック化、長寿命化が世の流れである今日、その流れに逆らうことでなく、また、乗り遅れることのないように、建物の劣化状況を把握するためのチェック項目を挙げ、記録が蓄積できるようシート化した。すまいの見守りすとの活用「すまいの見守りすと」は、住まい手に長く・快適に・安全に暮らしていただくために、住まいの現況把握やメンテナンスの判断材料として利用できるように、チェック項目を整理している。●調査システムの構成大工・工務店による調査として、その精度や方法による段階を策定した。本編の工事レベル構成に沿って、ステップを運用していただきたい。レベル呼称目的/概要/使用想定機材/必要資格レベル1or2(導入)ステップ1住まいを見守るために特別な機器や足場を用いずに歩いて見られる範囲で、小屋裏や床下については点検口から見る程度で進入は行わない目視を中心とした劣化症状の確認とその原因の推測、補修方法の提示等を行い、住まい手が判断できる程度の情報を提供スケール、下げ振り程度資格は想定していないが、増改築相談員を推奨レベル2~4(一般)ステップ2※一般に調査といわれるレベ住まいの状態を継続的に把握するために脚立や双眼鏡を用いるなど、調査する範囲をステップ1より拡大し、小屋裏や床下も進入して確認する目視や計測機器を使用し、劣化等の状況を数値化し記録する。劣化等の状況をその後の調査と比較できる程度の、より情報の多いデータ収集と住まい手へのアドバイススケール・クラックスケール・(パル)ハンマー・レーザーレベル・双眼鏡資格は想定していないが、増改築相談員や建築士資格などを推奨ルレベル3~5(詳細)ステップ3保険の付保や鑑定など瑕疵保険を付保するための項目に関する調査、紛争における鑑定資料など、作成のための調査、耐震診断などステップ2に加えて、鉄筋探査機、シュミットハンマー、ファイバースコープ等建築士資格を基本とし、必要に応じて講習等による資質の向上が前提すまいの見守りすと資料編p1980