タイトル:木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備

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概要

木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備 の電子ブックです。平成25年8月発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合

●耐力壁と接合部の変遷1981年5月以前に着工した住宅は、必要な耐力壁量、耐震壁のバランス、適切な接合部金物等の採用などにおいて耐震性が低い可能性が高く、耐震診断を行った上で、根本的な耐震改修を行う必要がある。1981年6月~2000年5月に着工した住宅は、耐力壁のバランスや、接合部金物の不備など、耐震性が十分であるとは言い難い住宅が含まれている可能性が高いため、耐震診断を行い、耐震改修の必要性を判断したい。1950年1959~1969年1970~1980年1981~1999年2000年アンカーボルト接合金物軸組と壁倍率注意事項◆1951年公庫仕様●1924年建築基準法土三柱木木塗割同総2階建ての概念がほと埋め込みボルト:径13「筋交いはボルト・かすが壁ずずり(りり二柱寸又埋め込み長さ:18cmい・釘・その他金物で堅結し裏壁壁割同筋んどなかった。はり寸交返((鉄筋筋(間隔:2.7m内外なければならない」と施工令し片両筋交交た1981年以前の注意点有面面筋すで規定。柱はかすがいでとめ)))交き・耐力壁が少ない)る仕様が一般的。・耐力壁が偏っている0.50.50.52248・接合部が弱い・床・屋根の剛性が弱い◆1960年代以降筋交いの堅結に平金物が使われ始める。◆1975年公庫仕様アンカーボルト:径13,埋込長250mm/間隔2.7m内外,筋交耐力壁上端・面材耐力壁両側の柱付近、土台切れ部に設置◆1982年公庫仕様品質にZマーク同等品以上、配置に土台切れ部・継手追加●1971年建築基準法ボルト締の座金の義務化◆1979年頃以降公庫仕様平金物などの金物が公庫で推奨され始める。●1981年建築基準法柱が抜けないようにする補強の義務化◆1988年頃以降公庫仕様筋交プレートやホールダウン金物(通し柱のみ)等の明示●2000年建築基準法仕口や金物の仕様部位などを規定、品質は明らかで良質なものとされた。1 1.5 3 1.5 3 4.5 60.5 0.5 1 2 3 5接合金物の使用部位や壁量のバランスが建築基準法の規定にない。2000年以前の注意点・耐力壁が偏っている・接合金物の使い方ヒアリング・調査計画・施工73