タイトル:木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備
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木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備 の52ページ目の概要です。
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木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備 の電子ブックです。平成25年8月発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合
前提として理解していただきたいのが「顧客は、リフォームであれ、新築であれ住宅の維持管理が発生して長く付き合うのは当たり前と思っている。」ことである。この前提条件に沿って、メンテナンスを続けることで施主の経年変化や住宅の劣化における手入れやリフォームの相談を受けることが可能となる。市場では、今後リフォームの需要が増加していくといわれている。リフォームを考えている消費者との接点をどうつくるかという点で、これからのリフォーム産業は、営業と技術の組合せが必要となっていく。従来、新築需要の刈り取りを中心としていた大手ハウスメーカーや家電量販店のリフォーム業への参入が進みつつあるが、地場工務店や建設系専門職との大きな違いは、OB顧客や見込顧客との長期間にわたる接点の構築にある。大手ハウスメーカーや家電量販店では、短期間の顧客(今リフォームを考えている顧客)に対して価格・ブランド名・規模を背景にした訴求が強いと考えられる。これに対抗するには、顧客との信頼感の構築と常に顔が見える安心感にある。顧客の関係の構築には、時間と経費がかかるが、この積み上げによって消費者の信頼と信用を勝ち取るためにも、リフォーム産業を「サービス業」として捉え継続してもらいたい。職人向けの情報発信ポイント●画像を保存許可を頂き、自分が手がけた仕事の写真をたくさん写す。・「ビフォー」「アフター」や、各工程の写真など、色々な角度からたくさん写真を撮る。・自分が作業している姿や、お客様と一緒に写っている写真写真が貯まれば貯まるほど強力な宣伝材料になる。これらの写真をパンフレット、チラシ、ホームページなどに活用する。●お客の声を集めるお客としては、工事の中身が見えない分、心配要素も多く、迷っている人にとって口コミや経験談はとても参考になる。さらに、感想文を書いてもらっている場合、お客様との関係性も良いという印象を与え、安心して任せてもえる可能性がある。●チラシを作成する色々なサイズのチラシを作っておく。・カードサイズからA4サイズ位まで。・会社名、氏名、電話番号、FAX、URL・直接職人に依頼すると工事代金が安くなるといった内容・「誰に依頼しても工事するのは自分たち職人」をアピール4フィードバック集客や顧客接点の強化を行い、結果を得ても得られなくても、準備段階からのルーティンを見直したい。カードサイズは普通のチラシよりも捨てられにくいメリットがあるので、OB客に「紹介カード」など記載、A6サイズは施工中、近所の家へポスティングするためのもの、など用途によって使い分ける。方向性やルールを作って実行しても、評価がなければ「無理なルールを作ってしまった」場合や「適切なターゲットではなかった」ことなど、次につながる見直しができない。46