タイトル:木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備
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木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備 の電子ブックです。平成25年8月発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合
資料編材との相性に十分留意すること。(内部床工事)第24条床の仕上げ材は、著しい不陸がなく床鳴りがしないよう根太等の強度を確保し充分な締付けを行う。また、仕上げ材に割れ、隙間がないこと。2太陽電池モジュールの設置工事部分に係る住宅性能に影響を与える建築工事において、別紙に留意して適切に設計・施工を行うこととする。なお、防水層貫通部に用いる、パッキン材やシーリング材は、防水材との相性に十分留意すること。(内部仕上げ)第25条壁紙を湿気の多い場所に用いる場合、防かび剤入り接着剤、防かび剤入りシーラーを使用する。又、下地に使われる釘、小ねじ等の金物は、黄銅、ステンレス製等を除き、錆止め処置をする。2プラスターボード圧着張り工法(GL工法)の場合、通気性のある壁紙を使用する。3下地に合板を使用する場合、合板のあく止め処置を行う。(内部建具工事)第26条建具に使用する木材の品質は、割れ、ゆがみなどの欠点のないものとする。2木製建具の枠材は堅木とし、特に吊元においては、扉の荷重に耐えうるものとすること。(浴室等の防水措置)第27条浴室等の水を使用する室の仕様は下記の各項による。(1)床面にあってはコンクリート製とするか防腐、防蟻を施した床組みとし、耐水性のある下地張りを行う。(2)壁面にあっては地面より1m以内は鉄筋コンクリート製又は防腐、防蟻を施した軸組、下地とする。(3)階上に設ける浴室はユニットバスとするか、又は床からの高さ1m以内の範囲まで、FRP防水、ステンレス防水による防水処理を施す。2脱衣室にあっては、耐水性のある下地材等を用いるか、防水性のある材料で仕上げること。(住宅設備工事他)第28条手摺を設置する場合、構造体に確実に固定する。壁手摺については、手摺受け金物部分に下地補強材を取り付ける。2キッチンユニットの設置は、水平・垂直を保ち、確実に固定するほか、各製造所が指定する施工方法に基づいて施工する。3浴槽を設置する据付床には、排水勾配を設ける。浴槽の排水や洗い場の排水を下水管に接続する場合は、下水ガスが浴室内に侵入しないよう、トラップを設ける等留意する。また、浴槽の据え付けにあたっては、各製造所が指定する施工基準に従い、水平・垂直を保ち、確実に固定する。4トイレの設置については、排水管の接続部には塩ビ用接着剤を塗布し、はめあいが緩い場合は高粘度タイプの接着剤を使用する。施工後は排水ソケットからの漏れがないことを十分確認した上で、便器袴下部周囲に防かび性シリコンシール剤を塗布し、水の侵入を防止する。また、トイレの取付け位置や壁からの離隔距離については、各製造所が指定する施工基準に従い、水平・垂直を保ち、確実に固定する。5床暖房設備については、床仕上げ施工時の釘打ち等で配管が損傷することのないよう、各製造所が指定資料編-87