タイトル:木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備

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概要

木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備 の電子ブックです。平成25年8月発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合

2リフォーム用語の使い方リフォームに関する用語は、「増築」や「改築」のように法律で定義されているものもあるが、使い分けに明確な定義の無いものが多い。下図は、きわめて曖昧に使われている用語の使い方を整理しており、一般に用いられているリフォーム用語と工事範囲の構成を表している。次ページでは工事の難易度や費用によりレベル分けを図示している。工事費は、同時に行う下位レベルの改修費も含めた目安である。リフォーム保全システムや機器に関して使われる。(建築工事がない)維持管理清掃・保守・手入れ(建築工事がある)劣化・損傷・機器の性能や機能の回復。その行為として、機補修=修繕器等については「更新」が使われる。小規模:(損傷)損傷部分の補修。(パテ充填・割れガラス交換等)→LV 1小規模:(劣化※1)塗替え、クロス張替え、畳交換→LV 2中規模:(劣化)樋や部分的な配管の交換、床鳴り補修→LV 2大規模:※2※1部材の風化、磨耗、腐朽、虫害、腐蝕や、設備やシステムの性能低下などの現象。現状回復※2一般的な木造住宅(4号建築物)の場合、屋根・壁・床等の過半を修繕しても確認申請が必要となる「大規模の修繕」には該当しない。ただし、木造3階建等の場合は該当する。模様替えリフォーム床面積が増加しない「仕上げ・造作(構造含む)※3」の変更。※3仕上げを解体し、下地材の修繕を行うリフォームや、固定荷重の再確認を行う仕上げ材の変更等。性能向上リフォーム小規模~中規模:設備の交換、造作の新設・腐朽部材交換、外装カバー工法、左官塗替え、外壁張替え・屋根の葺替え、内装リフォーム大規模:廊下幅の拡張、間取りの変更→LV 31性能向上:評価基準等に基づき改修工事を行う。2構造の計画を伴う工事等小規模~中規模:1床・壁・天井・屋根の断熱化、小屋裏通気口追加2水廻り室の位置変更や新設大規模:1耐力壁の新設、床構面の追加、寸法不足の構造材の交換2構造の変更(減築、屋根・基礎形状変更等)、地盤沈下修正改良するリフォ・ [ム工事確認申請を要する工事増改築ただし、防火地域及び準防火地域の指定の無い敷地で行う10m2以内の増築・リフォーム改築・移転は、確認申請を要さない。(都市計画区域内)EV新設昇降機確認申請が必要。26