タイトル:木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備

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概要

木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備 の電子ブックです。平成25年8月発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合

2K2軸組:工事別施工時の注意点【改良する改修工事】工事番号・工事名4-16荷重などの補強3吹抜け廻りの補強レベル■目的地震力を伝える床の構造性能を確保する。4概要等■対応する不具合・不具合:耐力壁の性能が効率よく発揮できない、耐力壁の性能の発揮の仕方に方向によりばらつきがある。・原因:建物の形状が平面的に成型ではなく凹凸があり、耐力壁の配置が偏っている。■適用条件2階以上の階が荒板等の床で、建物の幅の1/2以上の大きさの吹き抜けがある。短辺が4mを超える大きな吹き抜けがある。■工事の手順1吹抜け幅が2間以上の場合事前調査1適用条件を満たしていることを確認する。仕上げ材の撤去1キャットウォークの梁端部が接する壁仕上を撤去する。梁・根太の設置1キャットウォークの出幅は600mm程度とする。2梁端部と交差部はホールダウン金物15KN等で緊結する。注意点仕上げの設置1構造面材を張る。2吹抜け幅が2間以内の場合事前調査1適用条件を満たしていることを確認する。仕上げ材の撤去1吹抜け周辺の床仕上げ材を撤去する。火打ち・構造用面材の設置1吹き抜けの4隅に火打ちを設置する。2耐力壁に地震力が伝わるよう構造用合板t12、N50くぎ@120で平打ちする。仕上げ材の撤去1撤去した床仕上材を復旧する。図軸組工事の流れと注意点備考<出典>図木造住宅の耐震診断と補強方法、日本建築防災協会、P.133、図7・8吹き抜け補強301