タイトル:木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備
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木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備 の電子ブックです。平成25年8月発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合
1K1基礎:工事別施工時の注意点【改良する改修工事】工事番号・工事名4-4概要等無筋基礎補強1無筋コンクリート布基礎(底盤含む)現場組立鉄筋レベル■目的・建物全体の既存無筋コンクリート造布基礎に鉄筋コンクリート造基礎を抱き合わせ基礎の崩壊を防止する。・耐力壁下部の既存無筋コンクリート造布基礎に鉄筋コンクリート造基礎を抱き合わせ耐力壁の強度を確保する。4■工事の手順1.事前準備2.掘削・目荒らし3.地業・あと施工アンカーを埋め込む4.主筋を施工する1現場調査により、作業スペースが充分にあるかを確認する。2施工計画を立て、工期を決定する。1既存割栗地業まで掘削する。2既存コンクリートと生コンとの接着性をよくするために目荒らしする。1掘削孔にごみ等(コンクリートの粉等)が残ると、接着性能が低下するので、樹脂注入前に掘削孔の清掃を丁寧に行う。2地業(砕石)を行い、捨てコンクリートを打設する。3既存基礎にあと施工アンカーを埋め込む。・アンカーは、樹脂接着系アンカーとし、施工要領はメーカー取り扱い説明書に準拠する。1アンカー筋の樹脂が固定した(1日程度)後に主筋を配置する。・固定前に施工すると、接着性が低下する恐れがある。5.あばら筋を施工す1主筋取り付け後、あばら筋を配置する。6.水打ち1コンクリート打設前に充分な水打ちを行い、既存基礎と生コンの接着性を確保す7.接合部にコーキングを施工する1既存基礎と増設基礎との接合部にコーキングを施工し、水の侵入を防止する。注意点8.コンクリート打設9.最終確認1コンクリートを打設する。2コンクリート打設後、表面に収縮クラックが発生しないよう(急激な乾燥などによる)養生シートなどをかぶせる。1全体の仕上がりを確認する。2埋め戻し、清掃を行う。基礎工事の流れと注意点図1263