タイトル:木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備

ページ
254/460

木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備 の254ページ目の概要です。

各ボタンで、目的のページを開いてください。

概要

木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備 の電子ブックです。平成25年8月発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合

1K1基礎:工事別施工時の注意点【現状回復】工事番号・工事名1-1ひび割れ補修1樹脂注入工法レベル概要等■目的・ひび割れ部や浮き部分に樹脂(エポキシ樹脂)を注入し、耐力の向上と止水性を確保する。■対応する不具合・不具合:基礎のひび割れ、欠損・原因:基礎の断面寸法、配筋方法等の不良。基礎の配置、間隔不良。基礎の補強筋の不良。床下換気口等、開口部補強等の不良。施工方法の選択不良。コンクリートの打設不良、養生不良。仕上材の施工不良。■適用条件・ひび割れの原因が、構造耐力上の問題によらない場合に適用する。・ひび割れの原因が、構造耐力上の問題による場合は、補修工事の実施によりその問題が取り除かれていることが専門家の調査により確認された場合に限り適用する。・ひび割れの幅が1.0mm程度以下で、ひび割れに挙動性(進行性)の少ない場合に適用可能。・雨水の侵入を防ぐと同時にコンクリートのひび割れ発生以前の状態を回復させ、耐久性効果を期待する場合に適する。・補修により、美匠上の問題が生じないことが確認された場合に限り適用する。■工事の手順1注意点・注入方法には、自動式、手動式、機械式がある。ひび割れの発生原因を推定し、ひび割れの種類及び改修の目的に応じて使い分ける。ひび割れ部分に挙動性(進行性)が認められる場合は、軟質系エポキシ樹脂を使用する。<参考文献>備考<出典>住宅リフォーム・紛争処理支援センター「住宅紛争処理技術関連資料集木造住宅(在来軸組工法・枠組壁工法)補修方法編」248