タイトル：木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル　外装 内装 構造 設備

概要

木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル　外装 内装 構造 設備 の電子ブックです。平成25年8月発行 編集・発行　全国建設労働組合総連合

1 N内装：工事別施工時の注意点【改良する改修工事】工事番号・工事名概要等4-4断熱化４床下気流止め工法レベル■目的・壁最下部の根太と土台の隙間に無機系断熱材を差し込み、冬の冷気が壁体内を流れることによる外壁や間仕切り壁の室内側表面温度の低下を防ぐ。■対応する不具合・不具合：室内側壁面の温度低下や暖められた室内空気の熱損失■工事の手順4注意点内装工事の流れと注意点備考・床下換気を十分に行う。・気流止めと柱・間柱の間に隙間が生じないよう留意する。・外壁回りだけではなく、間仕切り壁にも施工する。・冬期の壁体内結露を防ぐため、室内の温度上昇に注意する。（防湿層が室内側で連続して確保されている場合は、問題ない。）・外装にクラックや漏水の形跡がある場合は、断熱・気密改修の前に補修対策を施す。・無機繊維系断熱材は、搬入時や切断時に細やかな繊維が飛散するため、室内の養生を十分に行うこと。建築環境・省エネルギー機構「既存住宅の省エネ改修ガイドライン改修による温熱環境と省エネ性能の向上をめざして」(監修：国土交通省国土技術政策総合研究所独立行政法人建築研究所)239