タイトル:木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備
- ページ
- 181/460
木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備 の181ページ目の概要です。
各ボタンで、目的のページを開いてください。
木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備 の181ページ目の概要です。
各ボタンで、目的のページを開いてください。
木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備 の電子ブックです。平成25年8月発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合
2 G2外壁:工事別施工時の注意点【現状回復】工事番号・工事名1-5外壁の部分補修4シーリングの補修レベル■目的・シーリング材の劣化し、水密・機密性能が低下して漏水の原因となることを防ぐ。※サイディングに使用されているシーリング材の一般的な補修1概要等■対応する不具合・不具合:降雨による漏水。・原因:経年劣化。硬化したシーリング材が建築物の動き(部材の伸縮や地震力による動き)に追従できなくなることにより生じる亀裂。■適用条件・外気温5℃を超える、または被着面が50℃未満・降雪や降雨が予想されない場合・目地部や被着面が乾燥していること。■工事の手順1施工前に天候を確認する。1.事前準備2前日が雨や雪の場合は、接着面が十分に乾燥している状態を確認の上、施2.シーリング材の除去目地部の清掃1カッターナイフ等でサイディング小口面に付着しているシーリング材及びプライマーを除去する。・サイディングの表面を傷つけないように、サイディング小口を削る。2目地部のゴミ、油分、水分などを刷毛や布等で除去する。・目地部のゴミ、油分、水分が残っているとシーリング材の接着不良につながり、剥離の原因となるので注意する。1目地部の状況を確認し、必要に応じてボンドブレーカーまたはバックアップ材を充填する。・バックアップ材を充填する場合は、シーリング厚みを十分に確保する。2サイディング端部まで、柄の凹凸に沿ってマスキングテープを張る。・マスキングテープは、外壁材の塗装仕様に合わ注意点3.三面接着防止処理マスキングテープ張り4.プライマー塗布1専用プライマーを塗り残しやムラ、塗り不足がないように塗布する。2塗布後、30分以上6時間以内でシーリング材を充填する。外壁工事の流れと注意点5.シーリング材充填1目地幅に合わせたノズルで気泡や打残しがないよう、すき間なく目地の隅々まで盛り上がるようにシーリング材を充填する。2ヘラなどを使い、シーリング材を押し込むようにしてサイディング表面柄に合わせて平滑に仕上げる。※材に応じたシーリング材を用いる。1-1雨漏り参照。6.マスキングテープはがし1シーリング材が硬化しない間に、マスキングテープを棒切れ、板などに巻き付きながらはがす。・万が一、シーリング材やプライマーが充填箇所以外に付着した場合、きれいな布で完全に引き取る。7.最終確認1清掃を行う。2清掃作業終了後、目視にてシーリング材の打ち残し、表面の凹凸、気泡などの仕上がり状態をチェックする。<出典>日本窯業外装材協会「サイディングの維持管理はどうするの」備考175