タイトル:木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備

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概要

木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備 の電子ブックです。平成25年8月発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合

1 G1屋根:工事別施工時の注意点【現状回復】工事番号・工事名2-1塗り替えレベル2■目的・屋根材の錆等の劣化を防ぎ、屋根の耐候性を維持する。錆びると屋根材に穴があき、雨漏りの原因になる。概要等■対応する不具合・屋根材の錆び等■適用条件・屋根材が食い込んで破れてしまう状態でないこと。・塗装する場所の外気温5℃を超える、湿度85%未満■工事の手順1.事前準備1当事者からのヒアリングや現場の原因調査により、適用条件を満たしてい2.素地調整1素地調整を行う。・既存の屋根材の状態に応じて、鉄ヘラ、サンドペーパー、電動工具等必要な工具を用い、表面の汚れ・錆び、既存の塗膜等を除去する。注意点3.下塗り1下塗りを行う。・錆止め塗料を塗る。4.上塗り1上塗りを行う。・製造業者等の施工要領等に準拠する。5.片付け・清掃1片付け・清掃を行う。6.最終確認1見本塗板等と色、つや及び仕上げの程度が同様であることを確認する。屋根工事の流れと注意点・素地の劣化の状態、既存屋根材の種類によって、塗料を選定する。既存屋根材に専用補修塗料がある場合、専用補修塗料以外の塗料を使用すると、屋根材との密着性に問題が生じ、チョーキング等を生じる場合があるので、確認が必要となる。・防火材料の指定がある場合は、建築基準法に基づき、指定又は認定を受けた材料とする。・火気に注意し、爆発、火災等の事故を起こさないようにする。また、塗料をふき取った布、塗料の付着した布片等で、自然発火を起こす恐れのあるものは、作業終了後すみやかに処置する。・屋根材製造メーカーの設計施工マニュアルに準じる。<参考文献>1.木造建築工事標準仕様書「塗装工事」国土交通省大臣官房官庁営繕部監修、公共建築協会発行2.カラーベスト設計施工マニュアルケイミュー株式会社、2011年備考153