タイトル:木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備
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木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備 の電子ブックです。平成25年8月発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合
1 G1屋根:工事別施工時の注意点【現状回復】工事番号・工事名1-1雨漏りレベル1■目的・降雨による屋根からの漏水を防ぐ。概要等■対応する不具合不具合:降雨による漏水(屋根からの漏水)原因:シール不良、ひび割れ・亀裂・錆び等■適用条件・下地の状態が良いこと。下地の状態が悪いと下地から造り直しが必要になる。■工事の手順1.事前準備1当事者からのヒアリングや現場の原因調査により、適用条件を満たしてい2.古いシーリング1損傷箇所の古いシーリングを撤去し、溝のゴミ、ほこり等を取り除く。注意点3.プライマー塗布4.シーリング1シーリングを打つ溝の両脇に、シーリングやプライマーが付かないように保護するマスキングテープを貼る。2シーリングを打つ部分にプライマーを塗布する。1シーリングを打つ。・製造業者等の施工要領等に準拠して施工する。5.片付け・清掃1シーリングをヘラでならした後、マスキングテープをすぐ剥がす。6.最終確認1降雨時に浸水がないことを確認する。・あと数年で建て替えたい、もっと長く住みたい等、お客様のライフスタイルにより、部分補修で済ませるのか、全面リフォームをした方が良いのか、考え方が変わってくるので、お客様の要望、予算を踏まえて修理を行う。・屋根勾配が急な場合や梯子が建てられず屋根に登れない場合は、足場が必要になる。・材に応じて適切なシーリング材を用いる。以下の表は一般的な目安であり、実際の適用については、シーリング材製造業者に十分に確認する必要がある。備考シーリング材の選び方適材適所表(構法・部位・構成材とシーリング材の適切な組み合わせ)ポリイソアクリルアクリルシリコーン系※1ブチレン変形シリコーン系ポリサルファイド系ウレタンポリウレタン系系系※3系部位・構成材2成分形1成分形1成分形低モジュラス※2ジュラス※2低モジュラス※22成分形2成分形1成分形2成分形1成分形2成分形2成分形1成分形1成分形シート防水等の端末処理○○屋根瓦の押さえ(耐風被害の防止)○金属屋根の折り曲げ部シール○○○:適用可※1:SSG構法用の構造シーラントは対象外。SSG構法に適用するシーリング材は、JASS17(ガラス工事)に従う。※2:50%引張応力の区分:低モジュラス<0.2N/mm2≦中モジュラス<0.4N/mm2≦高モジュラス。※3:接着剤等の事前検討が必要。<出典>「シーリング材適材適所表」、関西シーリング工事業協同組合HP(http://www2.ocn.ne.jp/~kansikyo/)152