タイトル：木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル　外装 内装 構造 設備

概要

木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル　外装 内装 構造 設備 の電子ブックです。平成25年8月発行 編集・発行　全国建設労働組合総連合

●施工の不具合は外装の雨漏りや床のはがれなどが多い資料：住宅リフォームの意識と行動に関する調査（住宅リフォーム推進協議会）戸建住宅の不具合を部位別にみると、最も多いのが屋根で、外壁、床、内壁と続いている。これを不具合の事象と重ね合わせると、屋根・外壁からの雨漏り、外壁のひび割れやはがれ、床のはがれや傾斜などと、施工に関する基本的な問題が多い。建物の知識を総合的に会得している工務店・大工以外の業種が参入しているなど、新資料4住宅の形式と不具合の部位2011（住宅リフォーム・紛争処理支援センター）築に比べてリフォームでは建築技術レベルが未成熟な状態にあることがうかがえる。リフォームは、既存部分との取り合いや納め方、将来的な不具合の回避など、新築より場数を踏んだ豊富な経験と知識が必要とされ、新築より難しい工事が多いのが実情である。●徐々に増えている中古住宅の流通1989（平成元）年時点では、住宅流通市場に占める中古住宅の割合は8％と低い値であったが、2000年以降、13％付近で安定し、徐々に比率が増加しつつある。2008年の住生活総合調査では、住替えについて、住まい手の大半が新築志向となっているが、「中古住宅」「特にこだわらない」を合わせた回答も4割近くを占めている。また、中古資料5住宅の形式別の不具合事象2011（住宅リフォーム・紛争処理支援センター）1613.013.51411.5 12.112.2 12.51210.1 9.9 10.213.113.58.911.812.3108.011.57.988.88.6645.5既存住宅の流通／住宅全体の流通2089'1990199219941996199820002002200420062008資料6住宅着工統計2008（国土交通省）住宅販売前のリフォーム率は74％であり、中古住宅をリフォームして販売するビジネススタイルは今後増加していくことが予想されている。国土交通省では、中古住宅の流通を活性化させるため、保険制度・税制優遇・補助事業の取組を加速させている。資料7住生活総合調査2008（国土交通省）4