タイトル:職人・工務店のためのリフォームマニュアル 計画立案編
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職人・工務店のためのリフォームマニュアル 計画立案編 の電子ブックです。平成27年度発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合
ないことの確認が必要です。当然ですが、サッシはペアガラス等の断熱性能の優れたものへ交換します。3)複層ガラス障子への取替え最も簡単なのは、この複層ガラス障子への取替えです。ただし、既存サッシの種類により、可能なサッシとそうでないものがあるので、事前の下調べが重要す。4)雨戸やシャッターを後付けする直接的には、省エネにはなりませんが、夜間の遮音等には有効です。5)庇を後付けする省エネに有効ですが、省エネ住宅ポイントには反映されません。窓の向きや窓の大きさにより出幅を計算して求める必要があります。図30ガラスの交換●H25年省エネ基準における庇の計算等庇の考慮は、夏期の日射遮蔽が必要な地域に適しています。5地域以北については、冬期の日射取得では庇なしが有効となるので検討を要します。1性能基準の場合窓の日射熱取得量ηの計算において、庇等の形状を考慮する場合、冷房期の日射量補正係数(fC)、暖房機の日射量補正係数(fH)を求めます。・方法2(簡略法):方位や地域、窓の高さや庇の出寸法等により、計算式で取得日射量補正係数を求めます。・方法3(詳細法):方位や地域、窓の高さや庇の出寸法等から「l1、l2」を求め、「f1、f2を求めるための数表」より「f1、f2」を求め取得日射量補正係数を計算します。2仕様基準の場合開口部基準で採用できる庇等は、外壁からの出寸法がその下端から窓下端までの高さ0.3倍のものです。(Z=0.3h=0.3(y1+y2))y1:庇下端から窓上端までの垂直距離y2:窓の開口高さZ:壁面から庇先端までの張出し寸法94