タイトル:職人・工務店のためのリフォームマニュアル 計画立案編
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職人・工務店のためのリフォームマニュアル 計画立案編 の電子ブックです。平成27年度発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合
3)ユニットバスの交換を行う注意事項は、「在来型の浴室を壊しユニットバスを設置する」とほぼ同様で、再度、内容を確認してください。また、かつては躯体寸法ぎりぎりのユニットを設置してから、間仕切りをつくるなどの工事をしている場合があり、こうした壁等を壊さない限り、浴室・浴槽が現在のサイズより小さくなってしまうことがあります。浴室・浴槽を大きくしたい場合は、間取り壁をいったん撤去するなどの工事を伴いますので、費用もかさみます。(2)浴室リフォームの注意点1浴室の工事と同時にリフォームすべき事項浴室のリフォームにあっては、上記のいずれの手法を用いた場合であっても、既存の仕上げを撤去することが多く、すなわち、基礎から1階の天井裏まで、構造躯体がむき出しになります。そのむき出しになった構造躯体部については、耐震並びに断熱の強化を同時に行うことを検討しましょう。対象面積が少ないため、総工事費にはあまり響かずにできることが多く、また、バリアフリーの面からも、ヒートショックを和らげることができます。・耐震:筋交や構造用合板の再設置・省エネ:基礎断熱及び外壁充填断熱また、現在のユニットバスは、ほとんどの製品が床・壁・天井のユニット部品に断熱材が付加されたものがオプションで用意されています。上記の躯体の断熱工事が困難な用であれば、この断熱材パックの利用を検討しましょう。図19ユニットバスの変遷(TOTO 2014年7月16日広報資料)60