タイトル:職人・工務店のためのリフォームマニュアル 計画立案編
- ページ
- 41/156
職人・工務店のためのリフォームマニュアル 計画立案編 の41ページ目の概要です。
各ボタンで、目的のページを開いてください。
職人・工務店のためのリフォームマニュアル 計画立案編 の41ページ目の概要です。
各ボタンで、目的のページを開いてください。
職人・工務店のためのリフォームマニュアル 計画立案編 の電子ブックです。平成27年度発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合
3リバースモゲージローンリバースモゲージローンとは、高齢者が居住する住宅や土地などの不動産を担保として、融資を受け、受けた融資は、利用者の死亡、転居や相続などによって契約が終了した時に担保となっている不動産を処分することで一括返済をする制度を活用したローンです。この制度は、高齢者にとってのメリットも高く日本での利用も増えてきています。融資を受けた資金は、事業資金以外での利用は自由でもあり老後の生活費としての活用やリフォーム資金としての活用も可となっています。高齢者のお客様には、有効な資金調達の手段の一つですが、その利用提案にはしっかりとしたヒアリングが必要です。ただし、デメリットもあり契約者が契約期間を過ぎても存命した場合や途中で資産価値の下落等による返済リスクもあります。リバースモゲージローンのご提案には、注意が必要です。現況工検事査計か画らの提案4住宅金融支援機構の高齢者向けリバースモゲージリバースモゲージの利用でリフォーム工事を検討される高齢者のお客様へのリバースモゲージローンのご提案にあたっては、住宅金融支援機構の融資で、収入が年金のみの方でも利用しやすい特別なリフォーム融資「高齢者向け返済特例制度」があります。1)住宅金融支援機構高齢者向け返済特例制度高齢者向け返済特例制度は満60歳以上の方が自ら居住する住宅にバリアフリー工事または耐震改修工事を含むリフォーム工事を行う場合が対象です。【特徴】融資額:1,000万円、または、住宅部分の工事費のうちいずれか低い額が上限です。※機構が承認している保証機関が保証する額が限度額となります。毎月のご返済は利息のみとなり、元金は将来お亡くなりになった時に一括返済いただく制度で、一般財団法人高齢者住宅財団がこの融資の連帯保証人になります。詳しくは、「一般財団法人高齢者住宅財団」のホームページから「居住支援サービス」で確認してください。37