タイトル:職人・工務店のためのリフォームマニュアル 計画立案編

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概要

職人・工務店のためのリフォームマニュアル 計画立案編 の電子ブックです。平成27年度発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合

以下にヒアリングに臨む際の3つの作業工程に対するチェック項目を、確認が必要となる項目として挙げます。工事範囲や必要となる工事内容を割り出すための確認項目となりますが、リフォーム工事を行うには、他に調査が必要となる項目や対象とする工事によっては確認が必要ない項目もある事を理解の上参考にしてください。現況工検事査計か画らの提案訪問前の準備訪問前の準備未済チェック項目□□受け付けた相談内容を受付者が担当者に的確に伝達できているか。□□設備機器等の入替えに関しては、候補となる資料を数点用意する□□顧客情報の確認および現場調査の準備をする。確認申請図書、建築協定等の図書の有り無しの確認□□OB顧客の場合自社で用意(都市計画地域や仕様等も確認)依頼主からの確認未済要望内容と予算を聞き取りする必須の確認事項チェック項目□□依頼の目的を確認する(不備の解消か性能/機能の向上が目的か)□□要望や困りごとの優先順位を尋ねる。1箇所の部位か、複数部位かの確認。□□築年度の確認、過去のリフォーム経験(部位)の確認を行う□□機能向上・性能向上の希望を確認する。予算の確認確認が困難と判断した場合は、補助金や税制優遇制度等の計算で推測したり□□経験値からの大まかな概算額を提示して顧客の状況から推測が出来る。※概算が独り歩きしないように、現場検査を行わないと正確な数字は出ない事をしっかり説明する。□□仕上げ/形式(トイレ、建具の開閉等)/節水等の希望する変更イメージを確認する。現況や不具合を尋ねる。(どこがどんな状態かを尋ねる。)□□不具合の現状から、発生原因等を想定する。□□間取りを変更するかを確認する。□□借地の増改築禁止特約等の有無を確認する(自己所有の場合は不要)※設備機器に関しては、事前に用意した資料を基に確認する事で顧客の嗜好・機能要望の方向性が把握しやすくなります。25