タイトル:職人・工務店のためのリフォームマニュアル 計画立案編
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職人・工務店のためのリフォームマニュアル 計画立案編 の電子ブックです。平成27年度発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合
ウォークインクローゼットは、衣服を掛けるパイプや収納棚などが住まい手の持ち物に合わせ自由に設けられることがメリットになります。ただし、持ち物は時間と共に増えてくるものなので、現在ある箪笥などの量を考慮して、余裕を持たせて計画することが必要です。プランニング的には、寝室に接してつくりますが、例えば、子供部屋の間に設けて両方の部屋から出入りできるようにしたり、寝室の前室的にそこを通り寝室に行くようなウォークスルーできるクローゼットとすることも可能です。壁面をいっぱいに使った壁面収納は、扉のない開放型の棚と扉付きの壁面的な棚の使い分けが重要です。扉や引き出し等が多いと、それだけ建具代が嵩むので、注意が必要です。部屋が狭い場合などは、すべてを扉で隠してしまうと圧迫感を感じさせてしまいがちなので、上部を開放型にして、天井広がりを見せ、下だけを閉じて片付けるなどの工夫が必要です。スキーなどの長さのあるものは、クローゼットの中にタテ長ものを収納できるように工夫をしたり、ベビーカーやゴルフバッグは、シューズクロークにおき場を設けるなどの工夫をしましょう。あと、掃除機の置き場も重要で、階段下や食品庫の隣などの場所に設けることを工夫してください。また。食品庫は、奥行きが深いと入れてあるものが重なり、何が入っているか分かり難くなります。缶詰や乾物などつい買い置きをしてしまう食品は、消費期限切れで廃棄にならないように、全て見えるように食品庫を工夫することが重要です。図64ウォークインクローゼット図65壁付きの収納図66ビルトインの収納136