タイトル:職人・工務店のためのリフォームマニュアル 計画立案編
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職人・工務店のためのリフォームマニュアル 計画立案編 の電子ブックです。平成27年度発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合
暖房の一次エネルギー消費量でみると、電気ヒートポンプ熱源のファンコンベクターを除き圧倒的に暖房においてもエアコンが勝っている状況となっています。居室の連続運転暖房の種類は、パネルラジエータ、床暖房、蓄熱式暖房の3種類があり、それぞれ温水を作る熱源により、6地域(H25年省エネ基準)の標準的な住宅の一次エネルギー消費量で見ると、以下のようになっています。部位別計画の立案リフォーム計画の立案図60暖房一次エネルギー消費量(居室連続暖房(MJ/年))(全国木造住宅生産体制推進協議会住宅省エネルギー技術設計者講習テキスト平成25年省エネルギー基準対応、p21)一次エネルギー消費量で見ると、以上のような状況となっていますが、一般的にはエネルギー消費量が多いほど運転コストも上昇することとなりますが、電気蓄熱式暖房器は割安な深夜電力を使うため、エネルギー消費量が多いにもかかわらず電気代は嵩みません。(2)給湯機器の基礎知識1給湯機の種類と一次エネルギー消費量給湯機の種類を、6地域(H25年省エネ基準)の標準的な住宅で条件をふろ追焚ありの先分岐方式配管、水栓は全てシングルレバー、浴槽は一般的なものとして、その一次エネルギー消費量を見ると、以下のようになっています。給冷湯暖機房器の更新129