タイトル:職人・工務店のためのリフォーム現況検査手順書 第Ⅰ章、第Ⅱ章、資料編
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職人・工務店のためのリフォーム現況検査手順書 第Ⅰ章、第Ⅱ章、資料編 の電子ブックです。平成29年度発行 編集・発行 一般社団法人 全建総連リフォーム協会
●過去にリフォームを行ったお客様は要注意リフォーム産業は、リピート産業ともいわれています。それは大きく分けると2つの理由から考えられます。1つは、リフォーム工事の前提が多くの場合、予算を前提とした工事になることが考えられます。限られた予算の中で工事を行うとすれば最も気になる箇所の工事に着手して順次行い、次の工事(希望)に向けてまた費用をためることが挙げられます。もう1つが最も大きな理由かと思いますが、リフォームの特性からくるものです。前述したように住宅は色々な部材から構成されています。この部材にはそれぞれ耐久年数があり、その耐久年数の違いから同時に補修や入替が必要な訳ではありません。住設機器と屋根や壁が、同時に入替が必要になることは少ないといえるでしょう。実際に、リフォーム工事を行った消費者からのリフォーム工事の経験統計情報では、複数回の工事を行っている方が多数います。第Ⅱ章顧客訪問に向けた基本的な手順と事前準備このデータからも過去にリフォーム工事を行ったOBのお客様の内、5年を経過しているお客様は、最優先でお伺いする必要があるでしょう。お客様の訪問順位を検討する際の参考にしてください。―17―