タイトル:地域型木造住宅取組事例集 東ブロック編

ページ
166/332

このページは 地域型木造住宅取組事例集 東ブロック編 の電子ブックに掲載されている166ページ目の概要です。

「このページを開く」か「最初のページを開く」で、ぞれぞれのページが開きます。

概要

地域型木造住宅取組事例集 東ブロック編。平成28年3月 一般社団法人 木を活かす建築推進協議会

地域型住宅の名称地域優良住宅「絆を育む家」所在地神奈川県グループの名称関東家守りネットワークグループ番号04-0475-0179代表者所属先株式会社コラム建設業種施工事務局事業者名株式会社コラム建設業種施工構成員主要供給地域Ⅰ原木供給6社Ⅴ設計13社Ⅱ製材・集成材製造・合板製造10社Ⅵ施工18社Ⅲ建材(木材)流通9社Ⅶその他0社Ⅳプレカット加工9社関東全域使用地域材かながわ県産材、群馬県産材、千葉県産材、合法木材共通ルール1.地域型住宅の特徴当グループの供給地域が抱える問題として、世帯の核家族化、および地域内や家族内のコミュニティ形成が進まない事があげられます。地域内また家族内におけるコミュニケーションが希薄となってしまっている世帯も少なくありません。また、若年世代の住宅取得も活発であるものの子供の成長・独立により家族構成の変化が発生するケースが見受けられます。上記の地域特性を考慮し、「絆を育む家」の特徴は以下のとおりです。◎家族・地域の絆を育む広いリビングがある住宅⇒LDKを床面積の30%以上に設定◎将来の家族構成変化に伴う、構造と間取り変化に対応出来る、スケルトンインフィル住宅2.地域型住宅の生産、メンテナンス体制についてお施主様のメンテナンス意識の向上を目的として、「修繕積立に関する覚書」の締結を行っています。住宅履歴情報については施工構成員だけでなくグループ事務局でも履歴情報管理を行う体制を構築しています。3.地域材の供給体制について当グループでは関東の各物流拠点が点在している点を踏まえ、低炭素、低コストの観点から、各工務店のエリアの地域材を使うことを基本としています。◎強度、ヤング係数共に全国並みであり、比較的高水準であるかながわ県産材◎木目が美しく柔らかくて加工しやすい群馬県産材杉をはじめとした群馬県産材これらをはじめとした地域材を主要構造材、及び羽柄材に活用しております。ただし、各地域材活用制度による地域材の需要が急増した事を受け、合法木材の使用も可能としています。162