タイトル:地域型木造住宅取組事例集 東ブロック編

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概要

地域型木造住宅取組事例集 東ブロック編。平成28年3月 一般社団法人 木を活かす建築推進協議会

地域型住宅の名称パッシブデザイン「木の家」所在地東京都グループの名称無印良品の家・ネットワークパートナー会グループ番号04-0309-0158代表者所属先株式会社MUJI HOUSE業種設計・施工事務局事業者名株式会社MUJI HOUSE業種設計・施工構成員主要供給地域Ⅰ原木供給2社Ⅴ設計2社Ⅱ製材・集成材製造・合板製造4社Ⅵ施工21社Ⅲ建材(木材)流通1社Ⅶその他0社Ⅳプレカット加工7社全国使用地域材オウシュウアカマツ、カラマツ・杉共通ルールa.地域型住宅「木の家」以下の点に留意して地域材の選定をおこなった.1柱・梁・桁には、PEFC-COC認証された欧州赤松の構造用集成材を活用。2岩手県・宮城県のカラマツ・杉を1階床・2階床の構造用合板に活用。3被災地である岩手県・宮城県のカラマツ・杉を活用することにより、被災地の林業活性化と復興支援をおこなえる。b.供給する地域材の在庫量や価格情報を把握、地域材の需給量や情報について、グループ構成員で共有する取り組み1グループ構成員の情報を共有化できる情報共有システムがあり、地域材の出荷状況の情報の提供をおこなえる体制を持っている。2定期的に「地域材の活用方法」「長期優良住宅について」「住宅性能評価制度」等の勉強会を実施c.地元の伝統的素材の活用する取り組み1今回開発したものに、「麻畳」があります。家具を置くこともできる強い麻を使った、しっかりとした畳です。2床材として「麦わらパネル」も開発しました。収穫後の麦わらを使用したものです。これまで単に燃やされていたり、肥料として地中に埋められていたのを有効利用したものです。さらっとした足触りの天然素材の床です。3段ボールを活用したふすまを開発d.地域の街並み・景観などのガイドライン・ルール等の取り組み1パッシブデザイン「木の家」では、既存の街並み合うシンプルな箱型の外観を特徴としている。2メンテナンスしやすく劣化しにくい「ガルバリウム鋼板」を全棟の外壁に採用し、既存の街並みにも合い、街並み・景観に考慮することを、設計の基本ルールとしている。148