タイトル:地域型木造住宅取組事例集 東ブロック編

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概要

地域型木造住宅取組事例集 東ブロック編。平成28年3月 一般社団法人 木を活かす建築推進協議会

グループの特徴的な取組・PRポイント【1.東北震災復興支援】・継続(岩手県産カラマツを主要構造部の過半以上に使用)【2.最適設計】・許容応力度計算による「耐震等級3・耐風等級2」を確保し、地盤特性を考慮した「基礎梁+耐圧版」の立体解析による基礎構造計算を実施・SOWEdesign住宅(Sun&Wind-Energy=太陽と風のエネルギー)・地域工務店の強みが発揮できる省エネ住宅。地域毎に適したパッシブデザインの設計手法を基本とし、開放的な空間・間取り・開口部を確保【3.工事】・住宅完成保証を付保し確実な完成引渡しを実行・共通の施工マニュアルおよび点検マニュアルにより地域の他工務店が相互補完で工事ができる体制・主要構造部および雨水の侵入を防ぐ部分の写真を貼付した検査報告書を住まい手に提出【4.竣工後】・資産化住宅研究会を発足し共通のメンテナンス制度の構築を目指す・将来の間取り変更や創エネ設備取付等の要望の際に構造図データの再検証により安全性を確認できる体制・竣工後の定期点検予定日と内容が事前に把握できる管理画面の利用・顧客管理ソフトを整備し定期点検の実行を確実にする補助対象住宅の建設事例(写真)南と西の2面で接道する角地で、南東部分を庭とし、L型に建物を配置することで、東と南からの光を目いっぱい取り込めるようになっています。L型にまとめたLDKは2つの大開口でウッドデッキと連続しており、どこにいても庭の緑が目に入ってきます。道路・隣地との境界には木塀を設け、周囲の視線からは守られながら、外部と一体となった開放感を得ることができます。一階と二階の境界がない吹抜けリビングは、上にも横にも開放的で家全体がひとつの大空間に。廊下や階段などの動線を住空間と一体化することで、家中いたるところに光や風が届き、家の中にいても豊かな自然を感じることができる。「スケルトン&インフィル」と、自然の恵みを最大限活かした「パッシブデザイン」の設計手法を取り入れることで何世代にわたって住み継ぐことができる快適で低燃費の家が完成。外観内観143