タイトル:リフォーム現場のトラブル回避ノウハウ 現場編

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概要

リフォーム現場のトラブル回避ノウハウ 現場編 の電子ブックです。一般社団法人JBN・全国工務店協会

第4章引き渡し前後の対応2住み始めてからの問い合わせ基本は、取扱説明書を見ていただいて対処していただくことになりますが、高齢者などでは、取扱説明書の説明がよくわからないとか、説明書が見つからないということもあり、連絡が来ることがあります。1ブレーカーが落ちた問い合わせ原因の例対処方法頻繁にブレーカーが落ちる。欠陥ではないか。一つのコンセントに消費電力量の多い機器をタコ足配線で接続し、一度に使用したためでした。※漏電であれば、復旧のために配線用遮断器をONにしようとしても再度落ちるため、復旧できたのであれば施工ミスの可能性は低くなります。使用するコンセントを分散してもらうことで解決できますが、電話での問いかけだけで対処が完了しない場合、現地に赴いて使用状況の確認をしてアドバイスを行う必要があるでしょう。当該箇所にコンセントが不足していて、新たにコンセントを設置する場合、電気屋さんに依頼して新たに電源を引く必要があります。この場合その場所に配線が可能かどうかの確認が必要であるとともに、全体の電気使用量の確認も必要となります。いずれの対応が施主のためになるかを考慮して提案が行えると良いでしょう。1000w40A1000w800w68分電盤の配線用遮断器は20Aとなっているので電圧が100Vの場合2000Wを超えると落ちますが、一般のコンセントは、2口で合わせて1500Wが定格容量です。配線用遮断器が落ちない場合でも、継続しての使用は危険です。500w750w