タイトル:リフォーム現場のトラブル回避ノウハウ 現場編

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概要

リフォーム現場のトラブル回避ノウハウ 現場編 の電子ブックです。一般社団法人JBN・全国工務店協会

第3章施主や近隣への対応での注意点1施主・近隣の対応工務店により現場監督の職域は異なると思いますが、一般に施主や近隣に対する対応は現場監督が行うものと考えます。となれば、施主との打ち合わせや会話の時間を設けることは現場監督の重要な仕事の一つとなります。その打ち合わせや会話によって、施主の疑問や不安を解消し、要望をかなえるための対策が講じられるということになります。施主が施工に関する疑問を解消したくて来たのに「次の現場ありますのでこれで失礼します。」などと毎回言われてしまうとどう思われるでしょう。疑問を解消してほしいのに相手にしてもらえない。不安はますます募る。そうこうしている間に不安をたくさん抱えたまま建物が完成してしまい、安心できない家の不安を解消しようと訴訟に及ぶこともあります。そうした不安を残さないためにも、施主の気持ちの整理、施工状況や材料に関する説明から、機器の設置位置の確認をするなど実務的なものまで、納得を得るための会話の時間をできるだけ設けましょう。そのためには、現場での作業を効率化して、時間を確保しましょう。施主の感じている小さな不安をできるだけ多く解消することで、納得を積み重ねることができるようになり、大きな満足感を与えることができるようになるのではないでしょうか。施主や近隣とのコミュニケーションにおいては、職人と直接話をさせるのではなく、現場における責任者として現場監督がコミュニケーションを取ることが重要です。信頼が厚くなれば、場合によっては、施主が工事範囲を広げて改修したいという要望につながったり、近隣からの依頼が発生することも十分にあります。何もない状態からの新規顧客の掘り起しよりも、よほど効率が良いといえます。こうしたコミュニケーションを取ることは現場監督の重要な役割であるといえます。いただきます見積もりを出させてそれ以上の作業は見てみます僕のできる範囲で悪くて・・・門の動きが56