タイトル:リフォーム現場のトラブル回避ノウハウ 現場編
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リフォーム現場のトラブル回避ノウハウ 現場編 の電子ブックです。一般社団法人JBN・全国工務店協会
リフォーム現場のトラブル回避ノウハウ現場編施主の印象はしご上るのにもヘルメットをかぶれなんて面倒だ。髪の毛がつぶれてしまう。はしごから落ちることなんてない。その結果滑り落ちてけがをしてしまい、施主も現場監督も後悔することになる。客用のヘルメットを用意し、必要性を理解してもらってかぶっていただくようにしましょう。内部見学の場合、床開口の転落防止措置や階段を先行して設置するなど、転落の可能性をなくすことでヘルメット着用が不要な状態にしてしまうということもできます。はしごが倒れて転落した事例階段の架け替えがある現場で、見学に来た高齢のお母さまが、誰も見ていないうちに2階に上ろうとして、角度が緩く、固定されていないはしごに登ったところ、はしごの足部分が滑って、はしごごと転落してしまい打撲をしたことがあります。せっかくのリフォームなのに、住む人がけがをしてしまうと、その記憶は、建物のその場所にずっと残ることになります。そうした嫌な思い出を作らないよう危険予知を行い正しい安全管理を行うようにしましょう。43