タイトル:リフォーム現場のトラブル回避ノウハウ 現場編
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リフォーム現場のトラブル回避ノウハウ 現場編 の電子ブックです。一般社団法人JBN・全国工務店協会
第1章施工時の心得(戸建て住宅)15トイレの衛生管理戸建て住宅の大規模リフォームで、トイレが使えない場合、仮設のトイレを設置すると思いますが、給排水の配管は整っているため、近隣への臭いなどを考慮して、汲み取り式ではなく水洗式のトイレを採用しましょう。また、トイレの使い方や清掃に関してのルールを定めて、現場関係者に順守するよう徹底する必要があります。清潔を維持する対策の一つとして、仮設トイレであっても土足は外で脱ぎ、スリッパで使用するという方法があります。これはトイレ内に泥汚れなどを持ち込ませないことで、汚れた状態を作らせないためのものです。汚いところが多少汚くなっても気にならないという心理が働かないようにしているのです。これに加えて、使用した後の人間が、使う前よりもきれいな状態にして出るという習慣が徹底されれば、きれいなトイレの実現は簡単でしょう。便器外に少し小水をかけてしまった時に、そのまま出てしまうのではなく、自分でした粗相は自分で回復する、少なくともトイレットペーパーで拭き取る、固形物が便器の側壁についたら再度流すか、トイレットペーパーで拭き取って流すといった行動ができると良いでしょう。自宅のトイレの掃除を行っていればそうしたことは実感できるのではないでしょうか。やったことがないという方は自宅のトイレの掃除から始めてみるというのも良いかもしれません。土足禁止でキレイを維持施主の印象汚かったり臭気がひどかったりすると、施主だけでなく近隣の印象も悪くなる。その結果衛生管理が甘い工務店として満足度が低下する。できる限り水洗タイプの仮設トイレを使用し、土足禁止にするなど美化に資する対策を講じ、トイレが自然にきれいに使われるようにしてみましょう。34