タイトル:長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編

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概要

長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編 平成26年 一般社団法人JBN

構造軸組2-15経年劣化の補修:沈下(垂木のレベル調整)工程高さが不揃いな母屋にかかる垂木を垂木掛けで支え直し、高さを均等に調整する。劣化の補修(レベル2)不具合勾配屋根の変形(はがれ・ずれ・浮き)※工程に示した以外に断熱・気密・防湿、設備等の解体を行った際は、復旧工事も必要なので注意する。?関連工事1:(天井)「2-1天井下地の交換」1足場の設置3垂木、下地材の4天井仕上材及び5足場の撤去2天井仕上材及び下地材レベル調整下地材の撤去6最終確認の撤去123456足場の設置1.補修工事する直下の周囲に足場を設置する。※足場で床を傷つけないよう、シートおよびコンパネ等による保護・養生を行う。天井仕上材及び下地材の撤去1.資材搬入可能な点検口等がある場合を除き、資材の搬入、設置に必要な開口部を設ける。※断熱、設備(電気・給排水・ガス)が関係する場合は、別途撤去、再設置工事が必要となる。垂木、下地材のレベル調整1.当該母屋の両端部に適正高さを設定し、垂木掛下端の墨を母屋の両面に打つ。2.垂木大入部にバールを入れ適正な位置までこじ上げ、くさびをかう。3.垂木掛けをあてがい、墨に合わせながら順次留め付ける。垂木当りN75、2本。4.垂木と垂木掛を留め付ける。天井仕上材及び下地材の復旧<関連工事1>1.取り外した天井部分の下地、仕上げを復旧する。足場の撤去1.屋根仕上げ材の不陸、浮き等がないことを確認する。2.設置した足場を撤去する。最終確認1.屋根全体の仕上りを確認する。2.室内の残材を片付け、清掃する。参考・図・住宅紛争処理技術関連資料集木造住宅補修方法編、住宅リフォーム・紛争処理支援センター(図全て)81