タイトル:長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編

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概要

長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編 平成26年 一般社団法人JBN

構造軸組2-13経年劣化の補修:沈下(束石の再配置)工程沈下した束石を再設置する。劣化の補修(レベル2)不具合床の傾斜、たわみ、床鳴り、床振動※工程に示した以外に断熱・気密・防湿、設備等の解体を行った際は、復旧工事も必要なので注意する。?関連工事1:(床)「2-1~3」1養生2束石の据付け3最終確認1養生1.工事範囲や通路を養生材等により保護、養生する。根太下が33 cm程度あり、床下から作業できる場合2束石の据付け1.沈下した束石を除去。2.地盤を60 mm×350角程度掘り下げ、固化剤を土と混ぜ合わせた上で、大ハンマー等で突き固める。3.硬練りのコンクリートを敷き込む。4. 200×200×200 mm程度の束石を水平に据える。5.大引きを既設束石と束にて、仮支持する。6.必要な養生期間後に束石と水糸までの高さの束を押し込みながら取り付ける。(大引き下端の水糸に合せる。)7.水準器を用いて、床仕上げ面の水平を確認する。3最終確認1.根がらみを復旧する。2.水準器を用いて、床仕上げ面の水平を再確認する。3.床下の片付け・清掃を行なう。床上からの施工概要2‘床仕上材等の撤去3‘床仕上材等の張直し備考根太下寸法が33cm程度以下の場合、施工精度の確保が困難な場合または床鳴りの発生が予測される場合は、床上からの施工となり、以下の工事手順が1と2、2と3の間に追加される。1.補修箇所の回りの1.8m四方程度の床仕上材、下地板、根太を取り外す。1.取り除いた根太を取り付け直す。2.撤去した下地板を張り替える。3.床仕上材を居室単位で張り替える。<関連工事1>参考・図・住宅紛争処理技術関連資料集木造住宅補修方法編、住宅リフォーム・紛争処理支援センター(図全て)79