タイトル:長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編
- ページ
- 59/264
このページは 長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編 の電子ブックに掲載されている59ページ目の概要です。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると手動で開きます。
このページは 長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編 の電子ブックに掲載されている59ページ目の概要です。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると手動で開きます。
長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編 平成26年 一般社団法人JBN
※工程に示した以外に仕上げ、断熱・気密・防湿、設備等の解体を行った際は、復旧工事も必要なので注意する。7最終確認7最終確認1.既存基礎と増設基礎との接合最上端部にシーリングを施工し、水の侵入を防止する。2.全体の仕上がりを確認する。3.埋め戻し、清掃を行う。シーリング備考配筋図の例炭素繊維及びアラミド繊維その他、無筋基礎の補強方法として、鋼材や連続繊維による補強がある。ここでは、連続繊維による補強方法を一例として挙げる。・3400N/mm 2級、2900N/mm 2級炭素繊維アラミド繊維プライマー一般その他参考・図・繊維の種類:PAN系高強度品・シートの形状:一方向強化タイプ・目付量:300g/m 2以下・繊維の種類:アラミド1(単重合系)、アラミド2(共重合系)・シートの形状:一方向強化タイプ・目付量:アラミド1(623g/m 2以下)、アラミド2(525g/m 2以下)・エポキシ樹脂系のプライマー・エポキシ樹脂系及びセメント系の下地調整材・エポキシ樹脂系及びセメント系の断面修復材・連続繊維シートの施工に当たっては、製品について十分な知識を持ち、訓練された施工管理者と施工技能者が実施する。・施工は施工計画書及び施工要領書に従って行う。・埋設物や開口部廻りの補強は、連続繊維指針に示されている方法で連続繊維シートを増し貼りする。・連続繊維シートは屋外暴露試験や促進暴露試験により耐久性に優れていることが確認されており、経年劣化を考慮した保護仕上げは不要である。しかし、エポキシ樹脂の表層は紫外線やオゾンによる劣化で白化し、美観を損ない易い。いずれの仕上げを施工する場合にも補強効果に悪い影響を与えず、かつ仕上げ材自体の剥落などの不具合が生じないように施工する。・温度が5℃以下となることが想定される場合は、加温養生の準備を行う。・耐震補強とリフォーム設計者・施工者向け木造住宅の耐震補強の実務、日本建築防災協会(図全て、p90)55