タイトル：長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編

概要

長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編　平成26年 一般社団法人JBN

構造基礎1-1ひび割れ補修（樹脂注入工法）工程補修（レベル1）ひび割れ部や浮き部分に樹脂（エポキシ樹脂）を注入し、耐力の向上と止水性を確保する。不具合基礎のひび割れ（0.2 mm～1 mm程度）?関連工事：（基礎）1－5ひび割れ補修（モルタル塗替え）1仕上材等の撤去2注入口の位置決定4樹脂の注入6仕上材等の復旧3シール材の塗布5養生7最終確認養生123456仕上材及び下地材等の撤去1.施工する基礎回りの地盤を10～15cm程度掘り下げる。2.必要な場合は、施工範囲をシート等で養生する。3.外装仕上材を撤去し、コンクリート表面を露出させる。注入口の位置決定1.注入口の位置を規定の間隔に測定し、チョーク等でマーキングする。2.注入パイプをひび割れの上に200～300ｍｍ間隔に取り付ける。シール材の塗布・養生1.ひび割れ部にシール材（パテ状エポキシ樹脂等）を塗布してひび割れ部をシールする。（幅30 mm、厚さ２mm程度）2.シール材の硬化養生を行う。樹脂の注入1.ひび割れ部に注入材料を注入する。2.注入したエポキシ樹脂の硬化後、台座や注入器具、仮止めシール材を除去し仕上げを行う。養生1.注入した樹脂の硬化養生を行う。※硬化時間はメーカーの仕様による。仕上材及び下地材等の復旧＜関連工事＞1.撤去した仕上げ材等の復旧を行う。2.補修痕が残らないよう塗装等を行う。7最終確認1.工事の仕上り、止水状況を確認する。2.養生シート等を撤去し、後片付け、清掃を行う。参考・図・住宅紛争処理技術関連資料集木造住宅補修方法編、住宅リフォーム・紛争処理支援センター、（図全て）・建築改修工事監理指針（上下）、国土交通省大臣官房官庁営繕部監修建築保全センター42