タイトル:長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編
- ページ
- 37/264
このページは 長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編 の電子ブックに掲載されている37ページ目の概要です。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると手動で開きます。
このページは 長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編 の電子ブックに掲載されている37ページ目の概要です。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると手動で開きます。
長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編 平成26年 一般社団法人JBN
【1990?99年(平成2?11)(築15年以上)の木造住宅】概要紙・布張り基本的には、10年を過ぎると紫外線や汚れ等で見栄えがしなくなる。専門業者による清掃という手もあるが、通常張り替えを選択する場合が多い。漆喰等塗壁素材的には50年程度の耐用年数がある。表面の汚れは、専門業者による清掃できれいになるが、シミや油汚れ等はその面全体をいったん落とし塗り替えるしかない。無垢材等仕上げ紫外線等で焼けてきているが、素材的には問題ない。これも専門業者等による洗いを掛けると新築時の状況に近くなるが、逆に経年変化を楽しむのも良い。検査のポイント□下地・仕上材の仕様、経年劣化の程度※矩計図/仕様書/聞き取りを基に、可能な範囲で劣化状態を現況調査改善方法□クロス材の劣化→張替え□塗壁の劣化→塗り替え・補修注意点内壁がクロスの場合、築15年以上経過しているので、張替えを検討する。※耐震・温熱改修を行う場合、劣化に関わらず仕上げの交換の検討をする。【2000年~(平成12年~)(築10年程度)の木造住宅】概要紙・布張り基本的には、10年を過ぎると紫外線や汚れ等で見栄えがしなくなる。専門業者による清掃という手もあるが、通常張り替えを選択する場合が多い。漆喰等塗壁素材的には50年程度の耐用年数がある。表面の汚れは、専門業者による清掃できれいになるが、シミや油汚れ等はその面全体をいったん落とし塗り替えるしかない。無垢材等仕上げ紫外線等で焼けてきているが、素材的には問題ない。検査のポイント□下地・仕上材の仕様、経年劣化の程度※矩計図/仕様書/聞き取りを基に、可能な範囲で劣化状態を現況調査改善方法□クロス材の劣化→張替え□塗壁の劣化→塗り替え・補修注意点内壁がクロスの場合、築10年以上経過しているので、張替えを検討する。※耐震・温熱改修を行う場合、劣化に関わらず仕上げの交換の検討をする。33