タイトル:長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編
- ページ
- 26/264
このページは 長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編 の電子ブックに掲載されている26ページ目の概要です。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると手動で開きます。
このページは 長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編 の電子ブックに掲載されている26ページ目の概要です。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると手動で開きます。
長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編 平成26年 一般社団法人JBN
床下の防湿(耐久性能:劣化の軽減)【1980年以前の木造住宅】概要1982年まで旧公庫仕様に床下の土部分からの湿気を防ぐための防湿フィルムの記載がない。同年まで、基礎立上がり高さ240mm以上の表記となっている。検査のポイント□基礎高を測定する。※床下の乾燥状態の確認は、「床下・小屋裏換気口」による。改善方法基礎高は変えることが困難なので、床下の防湿が不十分な場合、防湿コンクリートや防湿フィルムの再施工を行う。注意点防湿に関しては、敷地の特性についても調査する。基礎の高さについては、40cmより低い場合は、土台の腐朽に注意する。【1981?89年(昭和56?平成元)(築25年以上)の木造住宅】概要床下の土部分からの湿気を防ぐための防湿フィルムの施工は、1982年以降、旧公庫仕様に明記されている。検査のポイント基礎高は測定のみとして、床下の防湿フィルムの状態を確認する。改善方法基礎高の変更は困難な為、防湿フィルムに欠損があれば再施工する。注意点旧公庫仕様は基礎立上り高さ300 mm標準(240 mm以上)。割増仕様の場合400mm。※防湿フィルムの施工後の設備配管等による欠損が多いので注意する。防湿に関しては、敷地の特性についても調査する。※基礎の高さについては、40 cmより低い場合は、土台の腐朽に注意する。【1990?99年(平成2?11)(築15年以上)の木造住宅】概要床下の土部分からの湿気を防ぐための防湿フィルムの施工は、1982年以降、旧公庫仕様に明記されている。検査のポイント基礎高は測定のみとして、床下の防湿フィルムの状態を確認する。改善方法基礎高の変更は困難な為、防湿フィルムに欠損があれば再施工する。注意点旧公庫仕様は基礎立上り高さ300 mm標準(240 mm以上)。割増仕様の場合400mm。※防湿フィルムの施工後の設備配管等による欠損が多いので注意する。防湿に関しては、敷地の特性についても調査する。※基礎の高さについては、40 cmより低い場合は、土台の腐朽に注意する。【2000年~(平成12年~)(築10年程度)の木造住宅】概要床下の土部分からの湿気を防ぐための防湿フィルムの施工は、1982年以降、旧公庫仕様に明記されている。検査のポイント基礎高は、測定のみとして、床下の防湿フィルムの状態を確認する防湿に関しては、敷地の特性についても調査する。改善方法基礎高は変えることが困難なので、床下の防湿が不十分な場合、防湿コンクリートや防湿フィルムの再施工を行う。注意点フラット35技術基準は基礎立上り高さ400 mm以上。建築基準法は300 mm。※基礎の高さについては、40 cmより低い場合は、土台の腐朽に注意する。22