タイトル:長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編
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長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編 平成26年 一般社団法人JBN
外部開口部4-1ガラス交換(アタッチメント工法)工程既存サッシの障子を利用して、高性能なガラスをはめ込む簡易的な開口部の断熱改修を行う。温熱環境(レベル4)不具合・冬期におけるコールドドラフト、断熱性能の不足1事前準備2既存ガラスの撤去3新規ガラスの設置4部品の調整5最終確認1事前準備1.既存サッシのガラスを採寸する。2.戸車やパッキン、窓台の状況も確認する。2345既存ガラスの撤去1.既存サッシを取り外し、ビスを緩めて障子を一部取り外し、ガラスを取り除く。※取り外したガラスは、産廃処理業者を通してリサイクルする。新規ガラスの設置1.アタッチメント複層ガラス障子をはめ込む。2.気密性を改善するために、サッシのゴムパッキンを交換する。(劣化していない場合は、状況判断する。)部品の調整1.サッシを設置する前に、戸車、クレセントを調整し、潤滑油を吹く。※すべりが悪い場合は、戸車を交換する。最終確認1.清掃を行う。2.窓の開閉に支障がないことをチェックする。備考・網戸が干渉する場合、網戸のオフセットまたは網戸のオフセットの必要がない高性能複層ガラスなどの検討をするか、事前に網戸の作動不良が発生することを施主に告げ、了承を得なければならない。また、アタッチメント部の結露、窓面の縮小についても事前に施主に告げ了承を得なければならない。注意点参考・図建築環境・省エネルギー機構『既存住宅の省エネ改修ガイドライン改修による温熱環境と省エネ性能の向上をめざして』(監修:国土交通省技術政策総合研究所独立行政法人建築研究所)(図全て)193