タイトル：長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編

概要

長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編　平成26年 一般社団法人JBN

【1990?99年（平成2?11）（築15年以上）の木造住宅】概要住宅金融支援機構の調査では、1995年は7割、1999年は5割の住宅が布基礎である。1997年から、深さは設計地耐力の地盤まで掘り下げかつ凍結深度以上。検査のポイント□鉄筋の有無※布基礎以外の基礎形式等も調査する。改善方法□鉄筋が無い→無筋基礎補強□玉石基礎→足固め等で補強注意点1990年代の基礎は、鉄筋コンクリート造のフーチング付布基礎が一般的な時期にあたる。※2000年の基準法改正で地耐力に応じた基礎仕様が求められる迄、地盤調査は殆ど行われていない。※地盤が強固な場合は無筋コンクリートが認められていた。※旧公庫仕様では2000年第1版まで手練りコンクリートの記載があった。※床下換気口等の補強筋が重視されていない時期にあたり、剪断クラック等に注意。【2000年～（平成12年～）（築10年程度）の木造住宅】概要2000年の基準法改正～地耐力に応じた基礎仕様を規定。住宅金融支援機構の調査によると、2002年は6割、2012年は9割の住宅がべた基礎となっている。検査のポイント□ひび割れ等の確認改善方法□ひび割れ有→補修注意点（なし：鉄筋コンクリート造で地耐力に応じた形状となっている。）11