タイトル:長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編
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長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編 平成26年 一般社団法人JBN
備考21.水上部分の壁際に取りつく雨押え受材は、かわら棒と同じ高さの部分(木材)をたる木に釘留めする。2.水上部分の溝板端部は、八千代折りとし、心木又は雨押え受材の高さまで立上げ、水返しをつける。金属板葺き(瓦棒葺き)3.水上部分の壁際に取りつく雨押え板は、心木又は雨押え受材に釘留めとする。4.流れ方向の壁際に取りつく雨押え受材は、かわら棒と同じ高さの部材(木材)をたる木に釘留めする。5.流れ方向の壁際部分の溝板は、雨押え受材の高さまで立上げ、はぜをつける。6.つり子は、ふき板と同じ板材で、長さ60 mm、幅30 mmとし、間隔は、450 mm程度に、釘留めする。7.つり子を留める釘の長さは、32 mm程度とする。8.水上部分及び流れ方向の壁際の両押え包み板は、上端を壁に沿って120 mm以上立上げ、先端をあだ折りし、壁下地に450 mm程度の間隔で釘留めとする。9.雨押え包み板は、雨押え板寸法に折り合せて、かわら棒部分ではかわら棒上端まで、また、溝板部分では溝板底部まで折り下げる。この場合、それぞれの先端はあだ折りとし、20 mm程度を屋根面に沿わせて折り曲げる。10.雨押え包みは、雨押え板の側面に、長さ32 mm程度の釘で、間隔450 mm程度に留めつける。11.つり子は、幅30 mm、長さ60 mmのものを、長さ25 mm程度の釘で、間隔300 mm程度に留めつける。12.通し付け子は、かわら棒部分ではかわら棒上端まで、また、溝板部分では溝板底部まで折り下げる。この場合、それぞれの先端は、あだ折りとし、20 mm程度屋根面に沿わせて折り曲げる。13.通し付け子は、雨押え板の側面に長さ25 mm程度の釘で、間隔300 mm程度に留めつける。14.雨押え包みの下端は、通し付け子の上耳にはぜ掛けとして留めつける。15.詳細は、専門業者と打ち合わせのうえ決定する。既製品を用いる場合はメーカーの仕様による。(一文字葺き)1.水上部分の壁際に取りつく雨押え受材は、40 mm×40 mm以上の部材(木材)を、野地板を通してたる木に釘留めする。2.雨押え受材に接するふき板は、雨押え受材の高さまで立上げ、先端にはぜを作る。3.雨押え包み板の上端部分の留め方は、かわら棒葺きの6及び7による。4.かわら棒ぶきの8、9及び10による。*3金属板葺き(一文字葺き)*1136