タイトル：長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編

概要

長期優良住宅化リフォームのためのリフォーム工事の部位別施工指針 工事の流れと注意点編　平成26年 一般社団法人JBN

外部屋根1-5防水再施工（けらば水切り）工程補修（レベル1）けらば水切りを取り替える。不具合降雨による漏水。けらば隙間からの漏水。?関連工事1：「2 -3葺替え」1足場の設置・養生2周辺屋根材の3けらば水切りの5屋根材のかぶせはがし、まくり上げ取替え4釘頭シーリング6最終確認123足場の設置・養生1.該当部分に足場を設置し、足場設置後、解体時に発生する粉塵等が隣地に飛ばないようにその外回りに防塵シートを張る。2.野地板及び垂木が表しの場合は、それらのたわみを屋根の裏側からも確認する。周辺屋根材のはがし、まくり上げ1.屋根材の重ね方や納め方をできるだけ傷めないように注意しながら、周辺屋根材のはがし、まくり上げを行う。2.けらば全体の工事の場合は棟、軒先部の納め方に注意する。けらば水切りの取替え1.下ぶき材の重ね方やのぼり木への巻き込み方にも注意する。2.けらば側への水切立下げ長さを十分にとること。けらば水切りの折り返し（15 mm以上）*245釘頭シーリング屋根材のかぶせ＜関連工事1＞6唐草かわら棒葺き最終確認1.降雨時に浸水がないことを確認する。2.止水を確認するまで仮設は撤去しないことが望ましい。備考1.唐草は、広小舞又は登り淀の端部に釘留めとする。釘の長さは32 mm以上とし、間隔は300 mm程度とする。2.唐草は、捨て部分を80 mm以上とし、下げ部分の下端は広小舞又は登り淀の下端より10 mm以上あける。3.唐草の継手は、端部を各々あだ折りしたものを、長さ60 mm以上に重ね合せ、釘留めする。4.溝板及びふき板のけらば部分は、下部に折り返し、唐草にこはぜ掛けとする。（上はぜ12 mm以上、下はぜ15 mm以上）5.詳細は、専門業者と打ち合わせのうえ決定する。既製品を用いる場合はメーカーの仕様による。（心木ありかわら棒ぶき及び心木なしかわら棒ぶきのけらば）1.けらば部分を、ふき板の上面から鋼板片の座金をつけたけらば留め釘を用いて、間隔300 mm以内にたる木へ40 mm以上打ち込んで留め付ける。参考・図・住宅紛争処理技術関連資料集木造住宅補修方法編、住宅リフォーム・紛争処理支援センター（図全て）・木造住宅工事仕様書、住宅金融支援機構130