タイトル:リフォーム工事における見積書作成の考え方と施工手順

ページ
90/204

このページは リフォーム工事における見積書作成の考え方と施工手順 の電子ブックに掲載されている90ページ目の概要です。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると手動で開きます。

概要

リフォーム工事における見積書作成の考え方と施工手順 平成26年 一般社団法人JBN

工事番号4-1工事名断熱化1外壁断熱材の交換・設置(外張断熱工法)レベル4概要外壁側の内装仕上げ材および下地材をはがし、所定の性能の断熱材を入れ、建物の断熱化を行います。躯体の外側で建物を覆い、連続的な気密性を確保します。イメージ工事の手順今回実施第4章外装外壁内装内装1事前準備/足場仮設/(既存外装材の撤去)1断熱材を選定する。2既存の外壁の仕上材の状況を確認します。1)大きく不陸している箇所や腐朽箇所を確認します。2)不陸、腐朽箇所等の状況が劣悪な場合、外壁を剥がします。問題なければ活かしてその上に施工します。3)既存の外壁に断熱材がある場合は、残しても問題ありません。4)浮き部分を押してみて、どの程度動くか確認します。3必要に応じて足場を設置します。4不陸が著しい場合は既存外装を撤去します。2横胴縁を設置□構造基礎設備水廻り1断熱材と厚さの同様の横胴縁を設置します。2横胴縁で既存外壁の不陸を調整します。※間隔は、455?内外。3外壁下端に、通気層の導入口となる部材を設置します。3断熱材を設置1断熱材を横胴縁の間に設置し、ビスで固定します。※専用ビスを、製造所の仕様に応じた間隔で留めつけします。2断熱材の突合せ部分に気密テープを貼り付けします。4透湿防水シートの留め付け1断熱材の上に、透湿防水シートを横胴縁にタッカー留めします。※シートは重ねをとり、端部を気密テープで張り合わせします。2透湿防水シートの上に、通気層を形成する縦胴縁を設置します。5開口部廻りの防水処理1断熱材の厚さ分の窓台を開口部廻りに取り付けします。2設置した窓台に適切な防水処理を行い、水切りを被せます。※雨戸は断熱材を設置するため、撤去する必要があります。6仕上げ材を施工1縦胴縁の上にサイディング等の乾式仕上げ材を張り付けします。7最終確認1清掃を行います。2全体の仕上がりを確認します。□□□□□□-88-