タイトル：リフォーム工事における見積書作成の考え方と施工手順

概要

リフォーム工事における見積書作成の考え方と施工手順　平成26年 一般社団法人JBN

工事番号1－１工事名外壁の部分補修1Ｕカットシール充填工法レベル1概要モルタル層のひび割れ部をU字形にカットし、樹脂や無機系材料を充填する工法。ひび割れからの漏水を防止します。工事の手順イメージ今回実施第４章外装外壁内装内装構造基礎設備水廻り1足場の設置1該当部分に足場を設置し、足場設置後、解体時に発生する粉塵や仕上塗材が隣地に飛ばないように、その外回りに防塵シートを張ります。2外壁の状況確認1ひび割れ、モルタルの付着度および浮きの状況を確認する。以下の方法により既存塗膜を除去します。3既存塗膜の除去以下の方法により既存塗膜を除去します。1電気メーター、雨樋、水切り、笠木等、外壁面に付属しているものがある場合は、一時撤去します。2仕上塗材の場合、特に北側面はコケ、その他の面にも水あか等の汚れが発生していることが多いため、高圧水洗浄等により付着した汚れ等の除去を行います。3既存塗膜をサンダー、皮すき（ヘラ状のもの）等で除去します。4ひび割れ部分の補修1ひび割れ部分の断面をＵ字型にカットし、シーリング材またはポリマーセメントモルタル等を注入します。（シール充填工法を適用します。）なお、シーリング材の上から直接塗装する場合は、ノンブリードタイプのシーリング材を用います。5確認・試験1乾燥養生後、シール部分の状態を確認のうえ、水かけ試験を行い、浸水しないことを確認します。6仕上塗材仕上げ1既存の仕上塗材の色に合わせて出隅部、入隅部等見切りの良い範囲まで仕上塗材による表面仕上げ（薄付け仕上塗材（リシン等）、複層仕上塗材（吹付けタイル等））を行います。7外壁に付属していた部材取付け1電気メーター、雨どい、水切り、笠木等、外壁面に付属している部材を再度取り付けます。8足場の撤去1防塵シートを取り外し、足場の撤去を行います。9最終確認1工事の仕上がりを確認します。2片付け、清掃を行います。□□□□□□□□□－54－