タイトル:リフォーム工事における見積書作成の考え方と施工手順

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概要

リフォーム工事における見積書作成の考え方と施工手順 平成26年 一般社団法人JBN

事前の確認事項見積書の作成にあたり、リフォーム工事の内容とは直接関係が無い様でも、確認が必要な項目や説明が必要な項目があります。これらに関しては、ヒアリング時や折衝の中で事前の確認を行ってください。事前確認が必要な項目□騒音や振動、不便さの受容範囲を確認し、電気・水道の使用許可を得る。第3章リフォーム工事の基本方針の確認□□□家財の量に応じて、移動や保管方法、収納量、コンセント数等の検討をする。支給製品、支給材料や再利用品はないか、家電等の廃棄方法を確認する。瑕疵保険やローン、補助制度の利用の希望がある場合、手続きを説明する。□住みながらのリフォームか、仮住まいが必要な場合、方法を検討する。□増築、減築に伴う手続きを確認する。※制度によって、事業所登録や契約前に耐震改修計画申請を行う等、事前の作業が必要な場合があります。これらに該当する場合、事前の説明が必要です。※防火・準防火地域の増築、都市計画区域内の10?以上の増築では、ホームエレベーターの設置の場合、確認申請が必要となります。また、床面積10?以上の工事では、工事届、除却届が必要であることや、建物表題変更登記について説明する必要が有ります。※他社施工の保険付き住宅の場合、雨漏りや躯体改修の前に、元の会社に依頼しない理由を尋ね、紛争状態ではないか確認した方が良いでしょう。連絡がつかない場合実態確認や、倒産の場合は、直接保険法人への申請が必要になることを説明してください。見積書の作成ヒアリング、施主要望、現状検査(詳細検査を含む)の結果、見積書作成に必要な情報は揃いました。この情報に基づき、計画されたリフォーム工事の見積書を作成します。仮設費用の算出仮設費用の算出に確認が必要な項目□□□□□□搬入経路(通路、階段、開口部等)の寸法等に支障がないか確認する。搬入経路等の養生が必要か確認する。資材置場、駐車場を確認する。外構の状況(庭木や駐車等)を確認する。廃棄物の搬出方法、仮置場を確認する。撤去部材のアスベスト含有を調査し、撤去、封込め、廃棄方法を計画する。□仮設便所を設置が必要か確認する。(設置可能かの判断も必要)□□警備員が必要かどうかを確認する。施主が費用負担する範囲を確定する。※施工に支障がないか確認する為のものです。(必要に応じて写真等を記録に残す必要が有ります。)-30-