タイトル:リフォーム工事における見積書作成の考え方と施工手順

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概要

リフォーム工事における見積書作成の考え方と施工手順 平成26年 一般社団法人JBN

設計図書等を基にした、現況確認敷地条件を確認□□□□□断熱位置、断熱仕様、防湿層、気密層、通気層や気流止めの確認をする。耐震診断等で耐震性の確認をする。既存不適格部分がないか確認する。所在する市町村の都市計画課等に景観ルール、防火地域指定を確認する。風通し、日照、日射遮蔽、樹木の密度等の自然エネルギー利用の可能性を確認する。※対象とする工事内容によって、調査の必要がない項目があります。詳細検査(部位別項目)外装部□下屋等の位置から、屋根からの放射熱の影響を確認する第3章内装部基礎・床下軸組・構造水廻り・電気・ガス□□□□□□□□□□□□□□建具の材料、形状、部品(丁番・戸車等)が戸に見合っているかを確認する。段差位置・程度、段差部分の床下の構造、間仕切壁や天井の構造を確認する。コンクリート破損、鉄筋の有無、鉄筋の露出を確認する。目視・打音診断等基礎形式、防湿方法、基礎の寸法・仕上げ、床下換気口の有無・位置、換気口のまわりの損傷状態、白蟻の侵入等の状況を確認する。床下の換気量、床下の断熱性能を確認する。不同沈下を確認する。根切に必要な余裕があるか敷地を確認する。火打梁・床面材の追加が必要か確認する。耐力壁の新設・補強が必要かを確認する。排水状態、漏水、赤水、異臭流入の程度(線香等による煙の吸い込み)を確認する。配管ルートの変更が必要かを確認する。公共設備接続条件(上下水道管の放流方式・位置・管径・管材、ガスの種類・可能引き込み管径)を確認。ダクトの配管ルートの変更が必要かを確認する。換気扇のフィルターの詰り、線香などの煙を換気設備に近づけ、煙の吸い込まれる状態を確認する。※対象とする工事内容によって、調査の必要がない項目があります。調査は、顧客の生活空間の確認を行う事になります。その為、生活空間の中に立ち入っても良い様に、事前に調査日程の連絡を行い、合意の上で調査を行ってください。-29-