タイトル:リフォーム工事における見積書作成の考え方と施工手順

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概要

リフォーム工事における見積書作成の考え方と施工手順 平成26年 一般社団法人JBN

6リフォーム見積書に記載される諸経費とは?多くの見積書の記載される諸経費ですが、その金額の設定は事業者によってまちまちです。多くの場合は、工事金額全体から割り出される事務所維持経費となっているはずです。その性格上、一定金額か一定の係数(8%~20%が多い)をかけた金額となっているようです。事業者によっては、顧客に説明できないために工事金額に乗せている場合もありますが、この場合は競合他社との価格比較で割高感を与えてしまいます。中には、現場管理費や事務手数料も諸経費として算出する場合もあるようですが、明確に区別した方が良いでしょう。中々説明しにくい費用ですが、最初から事務所経費として必要なものとして説明をするようにしましょう。第1章7見積書で必ず確認したいこと?一般的に工事着手後のトラブルを避けるために、必ず確認した方が良いと言われている項目は、1工事範囲、工事内容の確認(見積書によってはわからない場合が多い)2工事で使用する建材や設備の規格や仕様の確認(求めている機能に届いているか)3見積書に記載されている金額以外に、別途必要となる費用の確認(ちゃんと説明を受けているか)とされています。逆説的に考えると、これらの項目に関してしっかりと説明できる見積書(仕様書)になっているか確認が必要です。-11-