タイトル:木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備

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概要

木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備 の電子ブックです。平成25年8月発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合

●調査の考え方1)OB施主自社で手掛けた建物については、書類や図面の保有、近隣の状況や家族構成、建物の施工状態など既に把握している点が多いことから、それらを維持管理していく立場としては非常に有利な状態にある。OB施主からの依頼が少ない引き渡し後のケアがうまくできていないことが多く、あるいは、挨拶程度の訪問は行っているが、建物の状態を把握するところまで踏み込めていないといったことが考えられる。2)新規顧客自社で手掛けていない建物の建て主からリフォームを依頼される場合は、一般的に敷地情報や建物の情報がないため、現況建物の把握からはじめなくてはいけない。OB施主以外からの依頼新築時に工事を行った大工・工務店でなく、自社に依頼が来た背景には、その建物には管理を行う工務店がいない場合が考えられ、工事を完了後は、その住まいの管理工務店として責任を持つ旨、住まい手に同意を求めることも必要となる。ヒアリング・調査計画・施工3)住まいの調査による営業提案部分的なリフォーム依頼があった際は、リフォーム対象部分について現況調査を行い、計画・積算をすることになる。これは、部分的に現況調査しているのみなので、少し調査の範囲を拡大して全体の調査を行う提案を試みる。●住まいの調査を行うにあたってステップ1のような簡単な調査から、より詳細な調査(ステップ2、3)の要望や必要があった場合は、調査機器が増えることや調査時間がかかることなどから、調査費用が生じることを伝える必要がある。住まい手から望まれた工事範囲以外の気づき・別の部分の雨漏りや蟻害・冷暖房効率の悪さ、耐震性の低さ等要望以上の工事について言及するのは、工事金額を上げたいとの下心などの勘ぐりを生む場合も考えられるが、今後の生活を守るための建物の快適性・安全性・信頼性を確保する旨を伝え、判断は住まい手にまかせるかたちとする。1)住まいの調査にあたってのご説明a.事前に説明が必要と考えられる内容住まいの調査の意図の説明定期点検の際に調査した事項を写真も含めて記録しておくためのチェックシートを作ることを伝える。これを利用して、どんな省エネ対策ができるかなど、今後に向けた判断が可能となる旨伝える。日程や所要時間の目安(1時間半程度で)長くても2~3時間が目安なので、実践し特に注意すべき事項としては、住まいの調査実施について了解が取れない場合でも、あえて押し付ける形で診断を強要しないようにする。81