タイトル:木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備

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概要

木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備 の電子ブックです。平成25年8月発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合

●耐久性1)耐久性の確保において必要な性能自治体の耐震診断・改修計画やフラット35の技術基準に合わせる場合は、日本建築防災協会「木造住宅の耐震診断と補強方法」の基準において総合評点1.0以上とするために、劣化診断において内壁の一般室を除き劣化低減係数D=1.0とする必要がある。屋根、樋、外壁仕上げ、露出した躯体、バルコニーについて、劣化による雨漏り等の恐れのない状態が求められる。また、水廻りとして浴室のタイル等による壁が健全な状態であることが求められ、床面の判断により、軸組の傾斜や仕口の破損等の恐れを排除し、床下も腐朽や蟻害ないことも必要である。基本的な考え方・雨漏りの原因とならない良好な屋根・外壁・基礎等とする。・傾斜や腐朽のない良好な軸組とする。・日常の使用で構造躯体に影響を及ぼさない水回りとする。・維持管理の容易性に配慮する。年代基礎立ち上がり床下換気口・防湿◆1960年◆1979年公庫仕様書1960~公庫仕様書の参考図換気有効面積300 cm 2以上5m1979年地盤面より24 cm間隔以内1980~1990年◆1983年公庫仕様書の参考図地盤面より30 cm◆1988年公庫仕様書の参考図地盤面より40 cm◆1982年公庫仕様書屋内床下部に適切な位置に支障のない寸法の換気口設置防湿フィルムの記載が表れる。◆1982年公庫仕様書屋内床下部に適切な位置に支障のない寸法の換気口設置ヒアリング・調査計画・施工防腐・防蟻処理剤2)建材の変遷【外壁】●クレオソート1950年の旧公庫仕様書では、コンクリート類に接する箇所へのク窯業系サイディング材は1970年代ごろかレオソート塗りの記載がある。1970年になると、土台下端、浴室等ら、商品開発が始まり、2009年には戸建て湿気のある場所のモルタル下地、外部モルタル塗りとなる場合の地住宅の約7割に外装材として使用されてい盤面より1mの軸、胴縁となり、1978年に柱、筋かい、土台、壁下地となっておりクレオソートを前提として書かれている。る。外壁の下地は、1987年頃は木ずりが約●CCA加圧注入材3割を占めていたが、1989年には5割弱がCCAの加圧注入による1960年代後半から住宅土台用の保存処理面材となっている。木材の生産量が増加したが、1997年を境にCCA処理木材の生産量が急激に減少している。薄緑色の外観をしているが、材面の汚れが【浴室】ひどい場合や表面処理用防腐・防蟻材を塗布している場合は、判別1975年頃から、戸建住宅用のユニットバがつきにくいため、廃棄時には注意する。スが登場し、1989年には単体浴槽の出荷数を上回っている。2000年代では約9割の戸建住宅に採用されている。防水性の確保は、住宅の寿命に大きく関わることから、気密性や施工精度の高いユニットバスの登場は、従来の在来工法の浴槽に比べ、水漏れや壁面クラックによる漏水が減少していると考えられる。【土台】1971年の建築基準法の改正で木材の防腐措置が追加され、同年の旧公庫仕様書にも防腐処理土台が追加された。旧公庫仕様書では、土台の樹種について1950年は「桧、ひば」、1979年に防腐処理土台が加わり、1982年以降は現在のD1の特定樹種もしくは加圧防腐処理土台となっている。75