タイトル:木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備

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概要

木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備 の電子ブックです。平成25年8月発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合

事例4省エネリフォームのすすめ●大手企業の例流通事業者から、顧客、建設業へのアプローチとして、TOTO、大建、YYKAPの「グリーンリモデル」などがある。耐震性向上、維持管理の容易さなどの「長持ち」、部屋の温度差軽減、結露の防止などの「健康配慮」、設備の節水などによる「CO2削減」をコンセプトに、自社開発製品と、審査を受けた会員施工店による調査と施工を技術の裏付けとしている。省エネ耐震維持管理その他リフォームのコンセプトと手法・施工前後の性能差が見える診断・節水設備の採用・耐震補強壁建材の採用・浄化機能のあるタイル、高耐久性床材の採用・水廻りリフォームプラン作成支援・リフォームフェア開催●うちエコ診断で省エネ意識の共有福岡県のE工務店では、顧客がエネルギーの利用状況をグラフで見ることのできる環境省のサービス「うちエコ診断」を活用している。同社は、創エネや省エネに特化した家づくりに取り組んでいたが、施主の暮らし方により、性能にばらつきがあることに注目していた。うちエコ診断により、世帯人数や冷暖房設備の違いによる省エネ性能を把握するだけでなく、フェイスブックやイベントによる啓蒙にも取り組み、省エネによる価値共有できる体制づくりを進めている。省エネによる水道光熱費削減の見える化の訴求力は高く、電力やガスリフォームなど関連する企業で様々取組まれている。CADによる通風解析する手段もある。一方で、前提条件を検証する取り組みは少なく、施工前後の表面温度測定やサーモグラフィの測定は差別化を図る要素となる。●まとめ施工前のシミュレーションだけでは断熱性能の向上は施主にとって、効果が見えづらい。断熱性能の良さをOB宅やモデルハウスで放射温度計を使い「見せる」工夫を行う。52