タイトル:木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備

ページ
265/460

木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備 の265ページ目の概要です。

各ボタンで、目的のページを開いてください。

概要

木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備 の電子ブックです。平成25年8月発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合

1K1基礎:工事別施工時の注意点【改良する改修工事】工事番号・工事名4-2コンクリート増打ちレベル4■目的・基礎荷重の作用面積を増大させることにより、接地圧を減少させるために、既設の布基礎にL形の断面形状を持つコンクリートを増し打ちし、沈下の進行を止める。■対応する不具合・不具合:基礎の沈下。・原因:地盤条件の設定過程の不良。地盤条件設定値の不適合。施工方法の選択不良。基礎形式選定の不適合。基礎の断面寸法の不良。基礎の配置、間隔不良。敷地の安全対策の不備。既存擁壁への対応不備。概要等■適用条件・専門家により地盤調査(支持力、沈下量、土質等)により、現況地盤の長期に生ずる力に対する許容応力度が30kN/m2以上であることを確認し、変更後の布基礎の底盤の幅が建基法告示平12第1347号「建築物の基礎の構造方法及び構造計算の基準を定める件」第一第4号の一及び二の基準を満たすものであること。ただし、自重による沈下その他の地盤の変形等を考慮して建築物又は建築物の部分に有害な損傷、変形及び沈下が生じないことが構造計算により確かめられた場合は、このかぎりではない。・ジャッキアップ時に必要な反力が確保できること。・既設の基礎が布基礎であること。・補強に伴う荷重の変動を考慮した長期許容応力度内に収まっており、原則として躯体コンクリートに不良箇所がない場合に適用可能。■工事の手順注意点基礎工事の流れと注意点259