タイトル:木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備

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概要

木造軸組住宅 部位別リフォームマニュアル 外装 内装 構造 設備 の電子ブックです。平成25年8月発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合

●既存住宅売買瑕疵保険中古住宅の売買時に住まい手の安心をえるために、売買対象となる既存住宅に対し保険法人が検査を行い、構造耐力上主要な部分及び雨水の侵入に関する部分について5年間、引き渡し後に万が一、欠陥が見つかった場合に、その欠陥を補修するための費用を補填する保険である。中古住宅売買と合わせたリフォームでは、支払い対象の区別のため、リフォーム工事瑕疵保険と既存住宅売買瑕疵保険の2つに加入が必要で、これらの保険を組み合わせたパッケージ型保険も販売されている。●既存住宅インスペクション・ガイドライン現在、宅建業者や建設業者等により実施されている「インスペクション」サービスは、中古住宅の売買時検査や、新築入居時やリフォーム実施時に行う検査等、様々な内容となっている。また、目視を中心とした住宅の現況把握のために行われる現況検査は、最も基礎的なインスペクションだが、検査等の実務者の技術力や検査基準等は事業者ごとに異なる。2013年、国土交通省で、「既存住宅インスペクション・ガイドライン」が取りまとめられている。ガイドラインは、主に中古住宅売買時の活用を想定しており、現況検査を行う実務者の間に共通認識をつくり、適正なインスペクションに導くことを目的としている。ガイドラインでは既存住宅のインスペクションを、中古住宅売買時や維持管理の場面で補修工事の必要性を確認する「1既存住宅に係る一次的なインスペクション」、工事範囲を特定する「2既存住宅に係る二次的なイ支払対象保険期間検査時期既存住宅売買瑕疵保険(個人間)1構造耐力上主要な部分2雨水の侵入を防止する部分(法人によっては排水管路、電気設備等も対象)5年住宅引き渡し前リフォーム工事瑕疵保険リフォーム工事の実施部分1構造・防水5年2その他1年1構造・防水部分の施工時2全ての工事完了時保険料7~8万円程度4~8万円程度支払対象保険期間検査時期保険料1既存住宅現況検査2既存住宅診断3性能向上インスペクションパッケージ型保険1構造耐力上主要な部分/2雨水の侵入を防止する部分3給排水管路部分/4給排水・電気・ガス設備5リフォーム工事を実施した部分5年(ただし、リフォーム工事を実施した部分のうち、構造・防水以外の部分については1年)1住宅引き渡し前(リフォーム工事着工前)2リフォーム工事完了後(構造部分の新設・撤去を伴う場合は工事中)10万円程度既存住宅インスペクションの見取り図概要主な利用場面活用既存住宅の現況を把握するための基礎的なインスペクション劣化の生じている範囲や不具合の生じている原因等を把握するための詳細なインスペクション(耐震診断等)性能向上リフォーム実施時の住宅性能の把握・中古住宅売買時に補修工事の必要性を把握・維持管理時(定期点検)・工事範囲の特定・現況調査で詳細な検査が必要とされたとき・リフォーム工事実施時(省エネ、バリアフリー等)中古住宅売買時の利用を前提とした、検査方法やサービス提供に際しての留意事項等についての指針を示す。として蓄積するなどにより活用インスペクションの結果を住宅履歴情報▼課リ題フォームの現状と7