タイトル:職人・工務店のための長期優良住宅化リフォームマニュアル 構造 外部 内部 設備

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概要

職人・工務店のための長期優良住宅化リフォームマニュアル 構造 外部 内部 設備 の電子ブックです。平成26年発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合

5.計画●計画(工事内容)の確定リフォームの工事内容により、依頼時の想定がレベル1~3でヒアリング・調査の結果や意向について打合せの結果依頼時の想定がレベル4~5でヒアリング・調査の結果や意向について打合せの結果図面等が必要になる。ただし補修部分的な補修のみ⇒レベル1性能向上リフォーム劣化の改修が必要⇒レベル2工事の場合は通常、計画による作⇒レベル4へ新設工事がある⇒レベル3成図書を要しない。リフォーム瑕疵保険の加入、補確認申請を伴う増改築性能向上を希望⇒レベル4へ助制度の活用、介護保険における⇒レベル5住宅リフォーム等の場合は、申請用の図面提出があり事前に確認を表3-5-1工事レベルと作成図書工事レベル作成図書要する。参考資料として、リフォー補修(レベル1)基本的に作成図書は必要としない。工事の内容、提案説明等に応じて準備する。ム瑕疵保険加入申込添付図書の記補修・カタログやサンプル、製造業者等各メーカー載例を記載しているので、参照され(レベル2)が提供している標準施工図等必要な資料※・絵・スケッチ・簡易な説明図等を作成する。たい。相互の意志を文書化した上での契約行為が生模様替えじるので、工事範囲を明らかにする。1)プランを複数用意する(レベル3)・契約内容に沿ったスケッチや図面等の作成。現時点だけの要望と将来をある性能向上構造計算やおさまり等の詳細検討を行う。(レベル4~5)・施工図や詳細図等※の作成が必要。程度考えての要望はプランも変わ(※)図面や仕様の根拠として、計算書などによる性能値の証ってくる。考え方として、これだ明を求められる場合もある。けはやった方がいいという第1案、多少先のことまで考えての第2案、これだけやっておけば理想的とい相談者が迷っている時は適切な助言も必要。ただし、押し付けてはいけない。う第3案くらいの分け方で提案する。「予算に合わせた内容」「予算説明のポイント~専門用語はなるべく使わずに~関係なく要望全て取り入れた内容」□メリットとデメリット□工事の進行手順「それらを調整した内容」と提示□日常生活の影響□工事の詳細内容すると、最終決定に進みやすい。2)提案・説明する□生活上の注意事項□引渡し後の手入れ等根拠のある見積書や資料を作成したら、次に大切なのは説明して相手に理解してもらうことである。用意したプランで、「不満」や「不便」がどのように解消され、どのような「快適」が得られるかというメリットの説明は勿論だが、デメリットについても正確に説明して理解してもらう努力が必要である。工事の進行手順も説明し、工程や工法に対する不安を解消しておくことも重要である。また電気やガスなどの使用できない期間のことなど、工事が及ぼす日常生活への影響、工事の進行計画、各種工事の詳細内容と生活上の注意事項、引き渡し後の手入れや使用上の注意、さらに工事中安全に工事を進めるためにも理解し、協力してもらえる説説明明をすする事が大切である。例えば、足場や仮設、養生や、防災、防火、防犯といった馴染みのない状況など具体的な事例を示して注意を促すことなど、なるべく専門用語を使わずに相談者が理解出来る言葉で説明することが大切である。93