タイトル:職人・工務店のための長期優良住宅化リフォームマニュアル 構造 外部 内部 設備

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概要

職人・工務店のための長期優良住宅化リフォームマニュアル 構造 外部 内部 設備 の電子ブックです。平成26年発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合

2000年~(築10年程度)Ⅴ内装仕上げ1床合板系床材の場合、表面素材がなくなっている場合は張替えを行う。概要調査内容改修方法注意点2壁・天井仕上げ概要調査内容改修方法注意点1無垢材系床材2合板系床材3シート状床材4畳素材そのものは、水分等で腐朽していなければ、ワックス等による再仕上する。耐用年数は10~30年とされる。表面が劣化して素材がなくなっている場合は、張替えを行う。そこまで痛んでいない場合は、専門の清掃業者による清掃等である程度回復する。塩ビタイル・ビニル床シートの耐用年数は20~30年とされる。傷みや傷が激しい部分については、張替えを行う。そこまで痛んでいない場合は、専門の清掃業者による清掃等である程度回復する。本来は、~5年で畳表の裏返し、~10年で畳表替えとなる。畳床は、乾燥状態にあれば10年を過ぎても使用可能な場合が多い。□下地・仕上材の仕様、経年劣化の程度・矩計図/仕様書/聞き取り・劣化状態を現況調査□合板・シート系床材の劣化[事例]張替え□畳の劣化[事例]畳替え・畳は、ダニやその他の発生が見られる部分でもあり、そのような事象がなかったか住まい手に確認を要する。内壁がクロスの場合、汚れや劣化が著しい場合は、張替えを検討する。1ビニールクロス張り2漆喰等塗壁3無垢材等仕上基本的には、10年を過ぎると紫外線や汚れ等で見栄えがしなくなる。専門業者による清掃という手もあるが、通常張り替えが多い。素材的には50年程度の耐用年数がある。表面の汚れは、専門業者による清掃できれいになるが、シミや油汚れ等はその面全体をいったん落とし塗り替えるしかない。紫外線等で焼けてきているが、素材的には問題ない。□下地・仕上材の仕様、経年劣化の程度・矩計図/仕様書/聞き取り・劣化状態を現況調査□クロス材の劣化[事例]張替え・耐震・省エネ改修を行う場合、劣化に関わらず仕上げの交換の検討をする。85